12月の第一日曜日である4日に、三豊市市民交流センターで、三豊市PTA連絡協議会並びに同子ども会育成連絡協議会、同青少年健全育成市民会議の主催で、NPO法人青空クラブ共催、三豊市教育委員会後援による、平成23年度青少年健全育成事業が開催されます。
市民会議が毎年行っている、絵画・標語優秀作品および善行者の表彰式があり、その後にここ数年は講師の先生をお招きしての、後援会の計画となっていました。
今年度は、諸事情のために後援会に替え、映画上映会となっています。
映画の題名は、河瀬直美監督のドキュメンタリー 『玄牝ーげんぴん』 です。
今年の5月6日付けのこの場に、 「『玄牝ーげんぴん』上映会の企て」 として、自主上映会の計画を秘かに考えていることを書きました。
その時は、NPO青空クラブの広報活動の一環として、保護者の皆さんや子育て中で大変なお母さんたちに、心が安らぐ一時をお届けしたいと思っていました。
思いがけず、本年度の青少年健全育成事業の講演会が中止になり、その代替案としてこれを提案したところ、やってみようということになったのです。
市子ども会育成連絡協議会長であり、NPO法人青空クラブ理事長でもある私にとっては、渡りに船のありがたいことであって、常日頃からの問題意識の大切さを改めて実感しています。
『玄牝』 は、河瀬監督が愛知県岡崎市にある産婦人科の吉村医院に、一年間をかけて通いつめ撮影した、ドキュメンタリー映画です。
吉村医院は、臨月の妊婦さんにも薪割りを勧め、自然分娩に相応しい体に導くなど、現代の出産のイメージからはかなり離れています。
ただ、私が感じたのは、白い壁と天井の病院の分娩台で出産することが当然であって、疑問すら感じない現状のほうが、ひょっとしたら異常なのではないかということです。
その上で、出産方法の選択の余地すらない現状は、 “いのち” というものに対する意識の軽薄さの結果なのではないのかという、懺悔にも似た思いです。
河瀬さんのこの映画についてのメッセージとして、
「お産をテーマにした映画というよりは、いのちのかたちを描いた映画でありたい」
とあります。
産まれるとは、産むとは、この世に生を授かるとは、生きるとは、そして “いのち” とはを、一人ひとりが感じていただければと願っています。
『玄牝』 という映画が、人を人として育てるとはどういうことなのかを、見つめ直すきっかけになって欲しいとも思っています。
市子ども会育成連絡協議会 総会
私が、三豊市子ども会育成連絡協議会の会長となって3回目の総会が、5月14日(土) 18:00から、本年4月1日に新築オープンした三豊市市民交流センターで開催されました。
これまでの開催日時は、この時期の日曜日の午前中に行われていましたが、参加者数や内容の再検討をする中で試みとして、土曜日の夜に行うこととしました。
参加者数は、開会時点では昨年より少ないようでしたが、落ち着いた雰囲気の中で行われました。
また、何よりも大きな変化は、総会の後の講演会でした。
その終了までほとんどの参加者が席を立たず、むしろ、遅れて参加した人も含め最後までお話に耳を傾けてくれたことです。
18:00という夕刻の忙しい時間帯で、仕事や家事などで手一杯にもかかわらず、参加してくださった皆さんには、ご負担をおかけしたと思います。
一方、これまでの日曜日の午前中開催では、参加者の皆さんの中に後の予定があるに対して、今回の夜開催は腰を落ち着けて最後まで時間を割いてくださったのだと、思わぬ効果を感じています。
講演会には、高松市の 『栗林おやじ塾』 代表であり、 『さぬきおやじ連合』 代表も務める、早谷川(はせがわ)さんの活動実践報告をいただきました。
『栗林おやじ塾』 は、子どもたちの活躍のできる居場所づくりを目的に、地域活動をする会として発足しました。
誰かが何かのきっかけを作らない限り、一歩も動きません。
目指すのは 「子どもをみんなで育てよう!」 の一点で、その方法は色々ありますが、 『子ども会』 や 『おやじの会』 がその力をあわせれば、もっと強力になれるのだということです。
三豊市内で活躍するおやじの会 『三豊塾』(さんぽうじゅく)からもご参加をいただき、ありがとうございました。
三豊市型 “子どもたちの活躍できる居場所づくり” を目的とした地域活動を、動かそうと思っています。
子どもとともに、大人も育つ活動
「平成22年度 三豊市子ども会育成連絡協議会」 の新指導者研修会が、3月6日(日)に三豊市高瀬町農村環境改善センターで開催されます。
前日の今日の3月5日(土)は、前川前会長から引き継いだ2年目の総決算だと言える明日に向けての、振り返りと反省や今後の活動指針や構想を模索する1日となりました。
今朝の四国新聞に、三豊市担当の平野記者執筆の 「取材こぼれ話」 のコラムがあり、本当にたまたまですがそれに目がとまったのです。
それは、
三豊市の荘内半島の入り口にある 「博智山(ばくちやま)」 で、地元住民が始めたユニークな活動に出会って、記者自身が驚きを感じた、という記事でした。
それは、 博智(ばくち)を博打に掛けて勝負師の聖地にしようと 「荒れ果てて入山できなくなった山を子どもの遊び場だった昔の姿に戻そう」 と地元住民が一致団結したと言うもので、その驚きとは、記者自身が1ヶ月で3回登ったそのたびに、 「手入れによって毎回、山道や周辺の景色に変化があり、地元住民の山への愛着や活性化に向けた活力を肌で感じた。」 ことでした。
明日の新指導者研修会では、博智山や七宝山など三豊市の七町にある里山を 『三豊七山』 と銘打ち、子どもたちが自然の中で丸一日何の束縛もなく自身の時間を過ごすことのできる、 【山の学校】 を提案したいと考えています。
その模範は、吉野川の 【川の学校】 です。
おそらく、子ども会活動の本来の役割は、生きる力の原点に気づく仕掛けづくりなのだろうと、私自身が感じ始めています。
まさに、 「子どもとともに、大人も育つ活動」 のことです。
おまけですが、平野記者の思い描くまちづくりを少しでも現実にしてあげようとも、ついでに思っています。
地域教育行政懇談会
香川県では、平成23年度から平成27年度までの5年を期間とする、 『香川県教育基本計画』 の策定が行われようとしています。
これまでの基本計画(平成17~22年度)の基本理念を継承しつつ、変化する教育環境の中で生じる新たな課題を盛り込み、検討が進められることとなっています。
8月18日(水)に、香川県教育委員会による 「地域教育行政懇談会」が、県仲多度合同庁舎において、善通寺市・観音寺市・三豊市・琴平町・多度津町・まんのう町の、それそれの教育関係団体代表と教育長の出席で開催されました。
私は、三豊市子ども会育成連絡協議会会長として参加しました。
県の示す 次期教育基本計画策定方針の “計画の対象範囲” として、現行計画の 「学校教育に関する分野」 に 「スポーツの振興に関すること」 と 「生涯学習に関すること」 を加えるとしています。
私は、これらの中に 人が育つ基本として 【遊び】 の有用性を、具体的に計画に加えて欲しいと提案しました。
たまたまですが、この会の数日後の四国新聞に、香川大学教育学部・松井剛太准教授の 【遊び】 をテーマにした記事が掲載されていて、我が意を得たりと手を打ったのでした。
以下、その記事の抜粋ですが、
「①遊ばない→②運動経験が不足→③運動嫌い→④動かなくなる→⑤動けなくなる、そして、①の遊ばない、に戻っていくという悪循環に陥る。この場合運動よりまず遊びであることが分かる。早寝早起きの子どもは活動量が多いことが分かっている。つまり、 【遊び】 の素地はきちんとした生活習慣だといえる。子どもの生活習慣を整え、遊びたくなる気持ちを持たせてあげよう。」
とありました。
集団の中で 【遊ぶ】 ことで社会性が育まれることも言われ続けています。
現行の 『香川県教育基本計画』 の目的キャッチフレーズの、 “かてい・がっこう・わがまちの連携で育てよう 明日を担う子どもたち” 、そして、そのための人づくり行動目標 “夢に向かってチャレンジする人づくり” を、さらに進化させた 『次期教育基本計画』 がまとまることを期待しています。
少年育成指導者セミナー
香川県教育委員会と県少年団体協議会が主催する、平成22年度少年教育指導者セミナーが、6月20日(日)に、高松市国分寺町にある 「香川県青年センター」 で行われました。
主催者の一方である県少年団体協議会とは、『子ども会』 『ボーイスカウト』 『ガールスカウト』 『宇宙少年団』 『スポーツ少年団』 を構成団体としています。
私は、子ども会育成連絡協議会理事としてこの研修に参加し、「支援を要する子どもたちの現状と指導者としての心構え」 と題した、元県教育委員会特別支援教育課主任指導主事で、現善通寺市立東中学校教諭の佐藤宏一先生の講話を聴く機会に恵まれました。
支援の要する子どもたちの中で、発達障害の子どもたちに対する指導者とは、どうあればよいのかというお話でした。
これまで何度か色々な機会で、発達障害の子どもに対する指導について、講義を受けたことがありましたが、今回のお話は基礎的な部分から入って、実際に学校の現場で接する実践の中から気づいた言葉で語られ、腑に落ちるものでした。
1990年代から学級崩壊の原因に、発達障害があると教育者の中で言われ始めてきまた。
発達障害とは、私たちが当たり前だと思っていることが、当たり前にできない子どもがおり、他の子どもたちと大きく変わったところはないが、得意不得意の差が大きかったり、少し変わっていると思える部分があることだ。
発達障害の原因は、ハッキリとは解明されていない。
遺伝子的要素や妊娠・出産時・出産後のごく早期の何らかの障害のために、脳の一部に障害が生じたものと考えられる。
それは、育て方や愛情不足が原因ではない。
ただし、育てにくさから不適切な養育をしてしまうことがある。
発達障害を知る意味とは、発達障害の知識や指導技術を学ぶことで、適切な理解をするためだ。
それによって 「親の躾ができていない」 「生活環境が悪い」 「本人の努力不足、怠け」 「変わり者」 「頭が悪い」 等の子どもの成長を閉ざす要因を排除して、正しい理解と支援につなげて成長させることである。
発達障害を学び指導に活かす目的は、発達障害を理解する指導者による適切な指導ができることによって、二次的障害を発生させないためにある。
支援者としての存在価値とは何か。
子どもは支援者を的確に見極め、判断している。
助け、模範、指示、愛情、理解 等の何を求めているのか。
発達障害を知ることと知らないことでは、指導に大きな違いが生まれ、子どもの成長に取り返しのつかない結果をもたらすのだ。
知らないことによって適切な指導ができず、子どもの成長を閉ざしてしまうことの責任は重大です。
発達障害を持つ子どもの存在を知り、それを認識する指導者の必要性を再認識した研修でした。
連休 島巡り
4月29日(木)の昭和の日から5月5日(水)まで、4月30日(金)の休みをとれば、まるまる一週間の連休となりました。
そんな長いお休みも、過ぎればアッ!という間でした。
5月4日(火)と5日(水)の2日間は、三豊市内の島巡りにどっぷり浸りました。
4日の 『みどりの日』 は、詫間沖にある 粟島 の島四国八十八か所巡りに初めて訪れました。
毎年旧暦の3月21日に行われていたようですが、恥ずかしながら、これまでこのような催し物があることを知りませんでした。
今年はたまたま、我が家の工房で開いている陶芸教室に、西野さん(粟島発のHPを開いています)という粟島にお住まいの生徒さんがいて、お誘いをいただいていたからです。
今年はゴールデンウイーク中であり、最高の天気にも恵まれ初夏のような天候の中、汗だくの札所巡りで大賑わいでした。
地元住民の “お接待” の極みは、地元産のテングサからつくられた 「ところてん」 です。
生醤油をかけ、お好みに会わせて和がらしを少々。
素材そのものの甘みが口いっぱいに広がり、適度に冷やされた食感は、のどを滑るように胃袋に流れ込んでゆきます。
もしかすると、この 「ところてん」 目当てに、毎年巡礼者は訪れているのではと思いたくなるような、絶品です。
私も、病みつきになりそうです。
5日の 『こどもの日』 は、市内にあるもう一つの島、仁尾港の目の前にある 蔦島 で開催されている、仁尾町子ども会育成連絡協議会主催の “つた島スタンプラリー” に、おじゃましてきました。
この島は、仁尾港から船で5分ほどの位置にあり、全国観光地百選で9位入賞したこともあります。
今では、夏休みの海水浴客で賑わう他は、オフシーズンは住む人もおらず無人島となっているのですが、かつては、家内安全祈願の天狗神社を中心に、毎日のように人の行き来があったようです。
地元住民の生活に密接な整備環境は、子どもたちのための探検・冒険コースとして最適の条件となっています。
①つた島海水浴場 をスタート地点として、②舞鶴殿(ぶかくでん)、③天狗神社、④万波亭(まんばてい)、⑤大観亭(だいかんてい)、⑥蓬莱閣(ほうらいかく) の6つのポイントでスタンプを押してもらうのです。
少々お疲れ気味のお父さんお母さんを後目に、子どもたちは元気いっぱいで島歩きを楽しんでいるようでした。
私もしっかりと一周してきました。
三豊市には、子どもたちの成長の場となる、楽しい遊びの場が豊富に存在しているのです。
この資源の有効な活用は、私たちの力量に係っているのだと思います。
「こどもの日」 にちなんで発表された日本の人口推計では、15歳未満の子どもの数が、過去最少の1,694万人で、総人口比13.3%で世界の中で最低となっているとのことです。
子どもを生み育てる価値観に、変質が生じているのでしょうか?
せっかく預かった 「三豊市子ども会育成連絡協議会」 の会長の役です。
このまちならではの、“育てる楽しさ” を伝えてゆきたいと改めて感じています。
生涯学習 研修視察
三豊市では地域主権の到来に備え、地域のことは地域が解決する、自主自立のまちづくりを進めています。
そのためには、市民自らが自らの問題を、自らの地域の問題として考え、改善策を見つけだすことのできる仕組みが必要です。
生涯学習推進計画策定委員会では、今年度1年間を費やして、市民力を最大限引き出すことのできるような 『生涯学習推進計画』 の策定に向け、取り組みを始めています。
私は、三豊市子ども会育成連絡協議会の会長として、この委員会のメンバーに名を連ねています。
4月20日(火)は、生涯学習推進計画策定委員会の研修視察で島根県松江市の公民館を訪問しました。
生涯学習は公民館活動だけなのかといえば、決してそうではありませんが、現状ある活動組織の中では、実績は確かなのは事実です。
生涯学習とは何かを考えるきっかけとして、活力ある公民館の現状を肌で感じることが、今回の研修視察の目的だと感じています。
訪れたのは、森館長を中心として利用者自らが運営している、島根県松江市の城西公民館です。
“公設民営” の公民館とは一体どのようなものなのか?
その組織は?
市との関係は?
と、興味深いことの多いお話でした。
松江市には28の公民館があり、それを束ねる形の 「松江市公民館運営協議会」 があります。
市内を5つのブロックに分け、それぞれに担当コーディネーターを配置し、公民館の間の活動や情報を交流させ連携を促す仕組みとなっています。
“公設公営” の三豊市の組織とは対局にあり、驚きに近いものを感じました。
生涯学習推進計画策定委員会が、どこまで踏み込んでゆけるのかは未知数ですが、生涯学習の多くを担うのが公民館だとするならば、我がまちの公民館組織の形やコーディネーター制度まで議論することも考えられると感じています。
森館長の洒脱なお話に引き込まれた、新たな気づきをいただいた研修視察でした。
子ども会 新指導者研修会
ここ数日の5月の連休前を彷彿とする陽気で体が緩んでいたところに、この日はこの季節に相応しい冷え込みと雨となって、戸惑いを覚える不安定な天候となっていました。
三豊市子ども会育成連絡協議会の新指導者研修会が、3月7日(日)に豊中町の公民館大ホールで開催され、本年度から会長となった私は、朝から役員の保護者の皆さんと市の職員と一緒に準備に忙しくしていました。
初めてのことばかりでおろおろしながらでしたが、充実したスタッフのおかげで立派な研修会となりました。
開会に当たり主催者として、形ばかりの挨拶をさせていただきました。
皆さん おはようございます。
あいにくの雨とあわせて少々寒いようですが、皆さんの熱気で会場中が活気に満ちています。
朝早くから、三豊市子ども会育成連絡協議会の新指導者研修会にご参加いただき、とても嬉しく思います。
日頃は、地域の子ども会活動にご理解とご協力を頂き、精力的に関わっていただいておりますこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。
本日は、ご来賓に三豊市教育委員会から臼杵教育長、三豊市小・中学校長会から松岡校長先生をお招きし、そして、香川県子ども会育成連絡協議会から細川勝信先生にお運びいただき、
『三豊市の自然を活用してわが子をしっかり者に育てる』
と題して、ご講演を頂くこととなっています。
きっと、魅力的な学びの一時になると思います。
発表する五つの子ども会の皆さんには、一年間を通して活動してきた成果を余すことなく報告いただき、ここにお集まりの皆さんの、これからの活動の指針となりますことを期待しています。
終わりになりますが、昨日・今日と準備に運営にとお世話いただいた役員の皆さん、市職員の皆さんには、改めて感謝申し上げますとともに、今日の新指導者研修会がこれからの活動に活かされ、ここにご参加いただいた皆さんの地域の子ども会が、ますます活発になりますことをお祈りし挨拶といたします。
明日につながる研修会にしましょう。
会場一杯の参加者を見て驚きがありました。
大人は確かに子どもに関わろうとしているのです。
私の時代とは明らかに違い、裾野は広がっているのです。
大人の子どもに対する、関わり方の問題なのだと感じています。
3月定例会始まる
三豊市議会の3月定例会が3月3日(水)に開会され、3月29日(月)までの27日間にわたり審議が行われます。
初日のこの日には、21年度予算の最後の補正予算案及び22年度予算案と、条例制定案並びに改正案などが一括上程され、21年度補正予算案は可決されました。
22年度予算案と条例関係議案は、3常任委員会にそれぞれ付託され、審議の後、最終日の29日に採決の予定です。
代表質問と一般質問の通告受付が、3月5日(金)12:00に締め切られました。
10日(水)の代表質問、11日(火)と12日(水)の一般質問で議論が始まります。
私は、三豊市民クラブの政務調査会長として、代表質問に臨みます。
またもや頭をかきむしる日々が訪れました。
そのような中、3月7日(日)には、三豊市子ども会育成連絡協議会の 「新指導者研修会」 が、豊中町公民館大ホールで開催される予定で、主催社代表として準備に時間を割かれそうで、質問の内容や主旨がまとまるのやら不安で一杯です。
会場に集まっていただいく市内の子ども会関係者の皆さんの、エネルギーをもらって乗り切ろうと思っています。
生涯学習推進計画策定
三豊市の生涯学習を推進するための計画が、 「三豊市生涯学習推進計画策定委員会」 で策定にむけ検討されようとしています。
私は、 “三豊市子ども会育成連絡協議会” の会長として、策定委員の委嘱を受けました。
1月29日(金)の今回を第1回として、平成23年3月末日を目途に約1年半を費やして、地域の実情にあった、市民の生涯学習への参加が地域・まちづくりにつながる推進計画策定が行われることとなります。
委員会は20名で構成され、会長に 『香川大学生涯学習教育研究センター』 の清國祐二先生、副会長に 『三豊市公民館運営審議会会長』 の小林静夫さん(私の高校の恩師です)が互選により選任されました。
生涯学習の理念として、平成18(2006)年に公布・施行された改正教育基本法第3条に
「国民の一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない」
と定められています。
この趣旨に沿い、
・ 生きがいを持って生涯を過ごせるまちづくり
・ 三豊市の歴史を継承し、独自の芸術文化を創造するまりづくり
・ 生涯スポーツに生きがいを持って参加できるまちづくり
・ 学力と人間性豊かな心、健やかな体を育む教育が行われるまちづくり
・ 差別なく人権が守られるまちづくり
などの、計画内容が審議されてゆく予定です。
生涯学習を通して、市民一人一人の日常の活動が “地域のことは地域で” の市民風土へと昇華を導くような計画になればと思っています。