特別委員会の終了

三豊市には、3つの特別委員会がありました。
平成22年6月に、委員の任期を2年間として設置した 「議会・行財政改革調査特別委員会」 「まちづくり調査特別委員会」 「ごみ処理問題調査特別委員会」 です。
6月14日の、全員協議会における各委員長報告をもって、いづれの特別委員会も終了しました。
【議会・行財政改革調査特別委員会調査研究結果報告】
平成22年6月30日に設置し、議会改革と議会基本条例制定を所管事項とした後、平成23年4月22日に、議会改革分科会と行財政改革分科会を設置した。
議会改革分科会では、 「三豊市議会基本条例」 の制定に向け審議をおこなってきた。
その中身は、 「議会報告会」 「一問一答方式」 「市長の反問権」 「議員間の自由討論」 「市長による政策等の形成過程の説明」 を盛り込んだ。
また、 「議員定数」 についても審議した。(詳細は月日付けのこの場をご覧下さい)
行財政改革分科会では、 「組織改革」 として、組織のスリム化と効率化による活性化を求め、 「合併特例債の活用」 などを協議した。
公共施設の再配置の協議は、スタートしたばかりで、今後、新たな特別委員会を設けて慎重審議を重ねる。
【まちづくり調査特別委員会調査研究結果報告】
平成22年6月30日に設置し、 “学校等施設の適正規模・配置” “学校給食施設の適正規模・配置” “火葬場の建設” “防災行政無線の整備” を調査研究事項とした。
“学校等適正規模・配置” は、「三豊市立学校再編整備方針」 を承認。
ただし、地域住民の合意を得られるまで十分説明することとし、廃校後のコミュニティの衰退がないように、活性化案の立案を行い、実現することを提言した。
“学校給食施設の適正規模・配置” は、センター方式と自校方式が併存する現状を、センター方式市内2ヶ所に整備し、平成28年4月使用を目標に整備することを賛成多数で承認した。
“火葬場の建設” は、市内2ヵ所(北部:現七宝斎苑、南部:現山本財田斎場と周辺)に整備することとし、平成27年度中に使用開始を目指すことを承認した。
“防災行政無線の整備” は、事業費8億1,900万円余で、整備から運用開始については、概ね順調に遂行されたものと評価した。
【ごみ処理問題調査特別委員会調査研究結果報告】
平成22年6月30日に設置し、 “新エネルギーセンター(仮称)建設、ごみ処理方式・事業実施及び近隣市町との廃棄物再資源利活用に関することについての調査研究” について審議した。
処理方式をトンネルコンポスト方式(固形燃料原料及び肥料原料の製造)とし、運営方式は、民設民営を基本とした。
その上で、委託候補者を(株)エコマスターとそることを承認した。
以上のそれぞれの委員長報告を持って、特別委員会は終了しました。
6月定例会最終日に、新たな調査研究の目的を持った3つの特別委員会が、設置される予定です。

特別委員会の設置

6月14日(月)から開会していた三豊市議会6月定例議会が、17日間の会期を終えて、30日(水)に閉会しました。
上程されていた27議案はすべて可決するとともに、議員提案による3つの特別委員会の設置が決定されました。
特別委員会の設置は、議会運営委員会(横山強委員長他7名)で、各会派からの意見が取りまとめられたものです。
調査内容と構成は、次の通りです。
【議会・行財政改革調査特別委員会】
所管事項: 議会改革、議会基本条例制定、行財政改革及び公共施設の有効利用に関する調査
委員数 : 9名 (近藤賢司委員長、瀧本文子副委員長)
【まちづくり調査特別委員会】
所管事項: 学校等施設・学校給食施設の適正規模・適正配置、防災行政無線及び火葬場建設に関する調査研究
委員数 : 8名 (為広員史委員長、大平俊和副委員長)
【ごみ処理問題調査特別委員会】
所管事項: 新エネルギーセンター(仮称)建設、ごみ処理方式・事業実施及び近隣市町との廃棄物再資源利活用に関する調査研究
委員数 : 9名 (鴨田偕委員長、山本明副委員長)
合併し発足して2期目となる三豊市議会にとって、いずれの特別委員会の調査課題は、新たなまちづくりへと一歩踏み出し、このまちの未来の形を決定づける事ばかりだといえます。
私は、ごみ処理問題調査特別委員会に所属し、ごみ処理と資源化をテーマに、三豊クリーンセンターの後継施設検討を中心に、施設の広域利用の可能性について取り組みます。

香川用水調整池造成地跡地利用

地球温暖化による異常気象とも言えるこの夏の酷暑は、10月に入りやっと秋の気配を感じるようになってきました。
ひと夏に1度ならずも2度までもの渇水危機は、香川県の水事情が早明浦ダム頼みではもはや限界であることを示しています。
今、独立行政法人水資源機構の事業として、平成11年度から20年度の工期で、三豊市山本町と財田町にまたがる地域に「香川用水調整池」が建設されています。
この調整池は、農業用水ではなく水道専用調整池(貯水量305万立方メートル・既存農業用水大池分5万立方メートル含む)として、香川県の4浄水場へ配水し県下の渇水に備えることを目的とし、来年度の完成を目前にしています。
まちづくり調査特別委員会では、貯水量確保のための掘削工事から発生する土によってできる、7.5ヘクタールの造成地利用が検討されています。
造成地の整備は、水資源機構で行い後の維持管理は三豊市で行う方向となっています。
後々の費用負担を考えると、“ハコモノ”はできるだけ造らずに上水設備やトイレ、休憩所、防災倉庫などにとどめ、活用方法に幅を持たせる多目的広場が良いのではないか、との意見が多くなっています。
私も大筋この方向で良いと思っていますが、更に踏み込んで“誰もが、いつでも”健康増進と機能回復運動に利用できる、香川県西部地域のスポーツパークにできないかと考えています。
“誰でも、いつでも、いつまでも”を掲げる総合型地域スポーツクラブの活動の拠点として、老若男女はもちろん健常者と障害者の隔てなく、自らの責任と各々の都合に合わせ利用できれば良いと思っています。
森と豊かな水を湛える恵まれた自然の中で、思いっきり胸一杯に空気を吸って汗を流す光景を想像してください。
子どもたちは緑の絨毯の上でサッカーや野球で走り回り、高齢者は体力に合わせ思い思いに体を動かし、障害者は大空の下で障害者スポーツ(アダプテッドスポーツ)や車いすマラソンを楽しむのです。
このスポーツパークから世代や立場や境遇を越え、新たな交流が始まり相互理解が生まれるのだと思うのです。
そのためには、高齢者や障害者にも配慮したユニバーサルデザインの思想を組み込んだ整備が基本となります。
足腰の弱い方でも移動しやすい導入路や、車いす走行ができる少し高低差(アップダウン)のある周遊路などが考えられます。
まちづくり調査特別委員会へ提案すべく、具体的な検討を独自に行っているところです。

コミュニティバス全面運行開始

三豊市コミュニティバス全面運行開始を明日に控えた8月31日の今日、豊中庁舎で「全面運行開始式」が行われ、まちづくり調査特別委員会の議員の一人として出席しました。
これまで、まちづくり調査特別委員会で1年あまりを費やし取り組んできた課題でした。
7月1日から既に運行している5路線に加え、9月1日から新たに7路線の運行が開始され、計画通りの12路線の全面運行が始まるのです。
三豊市にとって、バス15台を保有する先手の福祉の主要事業となります。
通勤通学や温泉、病院、買い物そして地域巡りなど、市民の皆さんの思い思いで有益に活用していただくとともに、高齢者や体の不自由な市民の皆さんが、家族や身近な方に気兼ねなく自分で活動し、自立できるための足代わりとなれることを心から願っています。
バスの車体デザインで努力し採用となった中学生の皆さん、「ありがとう。そしておめでとうございます。」
皆さんのアイデアと心のこもった、明るく暖かいデザインはきっと三豊市全体に希望と連帯感を与えてくれるものと信じています。
そして、皆さんの豊かな感性と才能が、伸びゆくことを期待しています。
運行業務委託業者の皆さんには、安全運転と乗客の皆さんへの充分な心配りをいただき、安全安心で優しい三豊市の“ユニバーサル・コミバス”の信頼を得られますようお願いします。
「三豊市コミュニティバス、ただいまより 出発進行!」

「ゆめタウン三豊」住民説明会に向けて

8月23日のまちづくり調査特別委員会で、「ゆめタウン三豊出店住民説明会」で行われる内容の事前説明が、泉開発と鹿島建設出席のもとに行われました。
9月初旬に地域住民に対して、出店計画の最終概要の説明会が行われる予定です。
店舗施設は、イズミショッピングセンターと家電を合わせた本館棟と、ホームセンター棟の2棟になります。
敷地面積 :店舗 56,900平方メートル
       北側駐車場 4,600平方メートル
建築面積 :SCと家電棟の21,263平方メートル
       ホームセンター棟の6,402平方メートル
出入り口 :8か所
開店予定年月日 :平成20年9月
営業時間 :9:00~22:00
工事着工予定 :平成19年10月
工事完了 :平成20年8月
工事車両出入り口 :国道及び県道を使用。東側市道は、通学路のため使用しない。(ただし、通学に影響のない市道の一部使用)
工事中の生活環境に対する留意点:①敷地周辺の道路の保全と清掃 ②工事車両の路上駐車はさせない ③低騒音や低振動型重機を使用 ④埃などが飛散しないように散水する
住民説明会の開催告知は、有線放送などを活用し豊中地域の多くの皆さんに参加いただけるよう手を尽くすとの企画課からの説明でした。

「ゆめタウン三豊」現状と予定

まちづくり調査特別委員会で「ゆめタウン三豊」出店に関し、市道整備と今後の予定の報告がありました。(7月11日)
①市道整備について
高松方面からの国道11号線右折進入路として、出店計画地(旧寿電子跡地)東側に隣接する、市道六ノ坪2号線の拡幅(幅10㍍)のための、国道交差点道路用地購入に関するものです。
土地 約445平方メートル
建物 3か所(住宅・元借家・営業倉庫)
国の事業である11号線拡幅予定区間ではあるが、国の予算措置がされていない現状、国土交通省の用地購入負担は困難の状況。
よって、三豊市の負担となり補正予算が必要となる。
補正予算額は、用地及び補償費合わせ8千万円~1億円と予測される。他に、土地・建物の鑑定費用並びに実施設計費用が必要となる。
但し、今回の補正予算相当額は、すべてが市の負担ではなく、後からイズミより周辺整備費として賄われる方向で調整中である。
②今後の予定について
7月10日頃より、地耐力調査のためのボーリング調査開始。
8月に入り、地元説明会、解体工事着手、建設工事(造成)着手予定。
また、これらの動きと平行して、出店希望者説明会や地元消費者代表との協議会が開かれる予定。
11月、建築工事着工予定(基礎及び本柱)となっている。
尚、一部店舗計画の変更の説明がありました。
50の専門店の予定を60店舗に増やし、店舗面積21,000平方メートルを28,000平方メートルに、駐車場台数を1,750台から2,100台に増える計画となります。
1・2階を売場として3階と屋上を駐車場とする本館設計となるようです。
その他で、前回の当委員会において私から確認を求めていた、映画館施設の検討について報告がありました。
土地面積の制約もあるが、中途半端な規模では集客力と娯楽性に弱く、総合的な魅力に繋がらないため、現条件下では可能性はないとのことでした。(宇多津ビブレ規模が必要)
色々と情報が飛び交っているようですが、このような現状と予定です。

まちづくり研修報告(5)

佐賀市議会の研修では、前回報告をした「佐賀市中心市街地活性化基本計画」の“まちづくり”に引き続き、佐賀市の郊外に位置する佐賀都市計画事業「兵庫北土地区画整理事業」の“まちづくり”の説明がありました。
二つの“まちづくり”は役割分担をしながら、佐賀市の活性化に大いに貢献しています。
「兵庫北土地区画整理事業」は、佐賀市中心部から2キロメートルに位置し、面積120ヘクタール(1.2キロ平方メートル)を有し、総事業費180億円の一大プロジェクトとなっています。
「ゆめタウン佐賀」はここに位置し、その周辺を「夢咲コスモスタウン」と称し、2,600世帯を抱える住宅地となる計画であるとの説明がありました。
佐賀市議会での研修を終え、「ゆめタウン佐賀」へ向かいました。
「ゆめタウン佐賀」は、佐賀都市計画事業の新しい“まちづくり”の中核となることを期待され、佐賀のシンボルとして、平成18年12月にオープンしました。
開店以来5ヶ月が経ち、年間来店者目標数1,200万人(ゆめタウン三豊:600万人)に対し、現時点で600万人を数え、順調に推移しています。
また、年間売り上げ260億円(ゆめタウン三豊:100億円)の目標も計画通りとなっています。
この結果、集客力の源でもあるトレンドの情報発信基地となることで、「福岡・天神」への買い物客流出を止める、“ストップ天神”の効果を上げています。
<施設概要>
敷地面積 :110,000平方メートル(ゆめタウン三豊:58,000)
売り場面積: 49,000平方メートル(    〃   :21,000)
駐車台数 : 3,600台(    〃    1,750)
店舗構成 :イズミと160の専門店及びスポーツ・家電・家具・玩具などの準核店舗
従業員 :1,700名で内地元1,200名(    〃   :1,050内850)
<佐賀に大型SCができることによる地元のメリット> → 資料参照
<災害時の協定>
佐賀県と「災害時における物資の調達に関する協定」を締結しています。
災害時に被災者のニーズに応じた物資(衣料・寝具・食料品・日用品)の提供を行います。
<UDの取り組み>
佐賀県からユニバーサルデザイン適合証の交付を受けています。
UD適合証は、佐賀県福祉のまち条例に基づくものです。
雨に濡れない身体障害者駐車場スペースや、車いすのまま入れる試着室、多機能トイレなどを設けていることが評価されました。
「ゆめタウン佐賀」で、地域に密着した“まちづくり”に関わる取り組みを伺い知ることができました。
三豊市の“まちづくり”に対する「ゆめタウン三豊」の位置づけは、受け入れる地域の意識と対応によって大きく変わるのだと感じています。
「出店は“まちづくり”だ」のメッセージを、「出店は“まちづくり”のチャンスだ」と受け止められるかどうかにかかっていると思うのです。
以上で、二泊三日のまちづくり調査特別委員会の視察研修報告を終わります。

まちづくり調査特別委員会視察研修(1)

研修にいっていたためにお知らせが飛んでしまいました。
5月21日から23日の3日間「ゆめタウン三豊」出店計画に当たり、大型商業施設と“まちづくり”を考えるための視察研修に行って来ました。
今回の目的は、先進地の「ゆめタウン」がその地域の“まちづり”にどんな形で関わっているのかを学び、来秋開店予定の「ゆめタウン三豊」が三豊市の“まちづくり”に、どのような役割を果たすのかを見極めるためです。
一日目の21日は、熊本市近郊にある「ゆめタウン光の森」を訪問しました。
この店は熊本県住宅供給公社による、土地区画整理事業として開発された地域にあります。
この住宅開発地域を「武蔵ヶ丘東ニュータウン」といい、平成7年の市街化区域への編入に始まり、平成23年までの16年間で、人口約7,000人・面積97.5ヘクタール(約29.5万坪)の“まちづくり”事業となっています。
平成10年に造成に着手し、“まち”の名前を一般公募により、「光の森」と決定しました。
まちづくり計画(土地利用計画)に沿って、平成13年大型商業施設出店募集をおこない、10社が応募し選考の結果(株)イズミが選定されました。
そして、平成16年「ゆめタウン光の森」のオープンとなりました。
映画館とアミューズメント施設を併設した、まちづくりの核となる大型商業複合施設の出店をきっかけに、周辺へ多様な店舗の出店が相次ぎ、さらに住宅着工件数も若い世代を中心に大幅に増加しています。
昨年1年間で1,000人近い人口増加となっています。
現在950世帯あり、人口約3,000人となっており、「ゆめタウン光の森」の集客力は、“まちづくり”及び地域活性化に大きな貢献をしています。
説明の最後に、(株)イズミの山西社長の言葉が引用されました。
「店を出すことは“まち”を作ることだ。地域を元気にし、“まちに”元気になってもらうことだ。」
この言葉に改めて、(株)イズミの“まちづくり”に対する理念の確かさと、三豊市としての「ゆめタウン三豊」を核とした“まちづくり”の可能性を再確認しました。

建設経済常任委員会

19年度に入り、私の所属の常任委員会は、建設経済常任委員会となりました。
4月24日(火)、新たな委員会メンバーで、近藤久志議員が委員長となり、1回目の委員会が開かれました。
(1) 報告事項として
まず、三豊市水道局から水道事業計画の説明が新任の森局長からされました。
「三豊市水道事業計画」とは、平成19年~33年までの15年間の三豊市の水道施設整備計画を表します。
水需要予測として、人口を69,800人とし、一日最大給水量を日糧41,500立方メートルと予測しています。
施設整備計画として、 1.浄水施設 2.配水施設 3.遠方監視設備を年度を追って更新増設し、充実してゆく計画となっています。
この計画案は、厚生労働省へ申請するために、19年度の1年間をかけ検討と修正が加えられることとなっています。
次に、建設経済部農林水産課の岩本課長から、“農地・水・環境保全向上対策事業”と“中山間地域等直接支払事業”の、申込状況についての報告がありました。
“農地・水・環境保全向上対策事業”は、三豊市全域で33地区からの応募があり、783ヘクタールが対象となります。
“中山間地域等直接支払い事業”は、高瀬・財田・仁尾と、今年度より実施の山本の4地区の実施となります。140集落421ヘクタールが対象となっています。
(2)「フルーツ王国みとよ」の協議がされました。
今年度4月に新設された、“フルーツ王国みとよ推進室”の佐藤室長から、調査研究方針の概要が説明されました。
フルーツという言葉の解釈は、果物に限定するのではなく農産物全般を指します。
みとよブランド確立のために、国の交付金制度である「がんばる地方事業推進」の30,000千円を利用するために、手続きとして5月11日までに県へ申請の予定です。
手始めに、4~6月の3ヶ月で三豊市の有力作物を選定するための基礎データを収集し、拡販対象作物を絞り込んでゆきます。
同時に、消費者ニーズの調査をしつつ、1.生産対策 2.流通対策 3.消費対策 の調査研究をおこないます。特にPR方法の模索を第一に取り組んでゆきます。
(3)19年度事業施工予定箇所の現地視察を行いました。
詳細は後日お伝えします。
委員会の最後に、これからの当委員会の取り組む課題として、まちづくり調査特別委員会との役割分担の確認がされました。
まちづくりプラン(計画)全体については、まちづくり調査特別委員会が扱い、ここで出された方向性について、当委員会で具体的事業へ組み立ててゆくための審議をすることとなりました。
これから1年間、建設経済常任委員会の動きをお伝えしたいと思います。
自らの勉強のためにも。

コミュニティバス路線案最終

前回のまちづくり調査特別委員会で、検討事項の残っていた高瀬線と、その後に行われた自治会長会(最終は27日に終了)で出された意見に対し、検討修整された路線の提案がされました。
<高瀬線> 31.8キロメートル 80分 
旧高瀬町内の周回コースの案は前回了承されており、バス2台対応の検討結果の報告がありました。周回コースになるのと1台対応では、現在利用している通学の足に利用できないなどの理由で2台対応とすることとなりました。
修整提案となった路線は、
<三野線>(少しのコース変更の可能性あり) 18.3キロメートル 52分
高瀬三野線として提案されていた路線です。最初の提案は、 高瀬温泉~ふれあいパークみの のコースとなっていましたが、旧三野町内の住民が ふれあいパークみの へ行くのが非常に不都合であるとのことで、町内周回し ふれあいパークみの までのルートとなる予定です。
<仁尾三野線> 27.7キロメートル 69分
仁尾を出詫間駅停留後 ふれあいパークみの へのルートであったが、三野町東浜・三野支所・西浜・新名・高瀬支所までとなっています。
新たに新路線として提案されたのが、
<豊中仁尾線> 16.8キロメートル 47分
仁尾~三野~高瀬~豊中をつなぐルートです。仁尾支所・北草木・三野保健センター・高瀬支所・池田外科・本山地区を回り三豊市役所のコースとなっています。
最初の路線の素案は、11路線13台のバスによる対応でしたが、様々な意見調整検討の結果12路線となり、14台と1台の予備バスによる対応となることとなりました。
これから、三豊市の“先手の福祉”の一翼を担うコミュニティバスの、7月開通に向け作業が進められることとなりました。