ご参加いただき、ありがとうございました

7月31日(土)に豊中町公民館大ホールで開催した、三豊市議会の会派三豊市民クラブによる 「議会報告会」 は、100名近い市民の皆さんの参加で、多くの意見や叱責、質問をいただき、手探り状態ではありましたが、手応えのあるものとなりました。
ご参加いただいた皆さんにはお礼申し上げるとともに、ご案内が不十分でお知らせがお届けできなかった皆さんには、お詫び申し上げます。
この国の行き詰まった現状を打破するには、地方分権と地域主権をますます押し進めて行くより他ありません。
これのために欠くことのできない要件は、地方政府に相応しい機能する議会の存在と、良識ある市民の議会への積極的な参加です。
これを求めるには、情報公開、情報提供が基本であり、そして情報共有が進むことで主体性ある市民による自主自立の地域が確立されてくるのだと思います。
今回の 「議会報告会」 を足がかりとして、より分かりやすい中身の濃い情報共有の場となるよう、継続的に開催してゆきます。
次回からは十分なお知らせの時間をとり、市内全域に開催の告知ができるようにします。
「国家の実力は地方に存す」
まさにこの言葉のように、地方から国をよみがえらせるのです。
議会が変われば地方は変わる。
議会自らができる最も簡単な、しかも初歩的な議会改革は、市民の皆さんと直接対面して語り合う 「議会報告会」 を、議会が実行する事なのです。
こんな当然のことが、動き始めました。

水と緑の美しいまちづくり事業

三豊市では本年度 「水と緑の美しいまちづくり事業」 として、当初予算で合併浄化槽の “法定検査費用負担金”(24,624千円) と、 “浄化槽維持管理費補助金”(25,000千円) を決定しています。
この施策の目的は、合併浄化槽の設置、転換率及び、法定検査の受検率を上げるために、市民の負担を軽減するもので、平成24年3月末日(23年度)までの期限を定めて、合併浄化槽普及の状況を検証することとしています。
6月議会で、この事業に対して組み替え補正予算が上程され、当初事業計画をより一層政策目的に近づける制度として変更決定されました。
浄化槽方には、[保守点検]4ヶ月ごとの年3回 ・ [清掃(汲み取り)]年1回 ・ [定期(法定)検査]年1回 が義務として規定されています。
今回の補正では、当初予算の “法定検査費用負担金” を廃止して、 “浄化槽維持管理費補助金”50,000千円弱に一本化し、維持管理の [保守点検] [清掃(汲み取り)] [定期(法定)検査] を実施した者に対して、20,000円を補助するというものです。
よって、これからの新たな制度として、市民の皆さんが合併浄化槽の維持管理事業を利用する場合、2つの方法があります。
1.個人で実施する場合は、現状と同じで業者に費用を立て替え払いし、後から補助金を申請する。
2.三豊環境保全事業協同組合との一括契約で実施する場合は、補助金20,000円を差し引いた差額を組合へ支払う。
こととなります。
『三豊市合併処理浄化槽維持管理費補助金交付要綱』 を定め、平成22年8月1日から施行し、平成22年4月1日までさかのぼり適用することとしています。
[水と緑の美しいまちづくり」 という政策目的に向けて動き出します。

会派議会報告会のご案内

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前回の書き込みの最後で少々触れましたが、三豊市議会の第一会派である 『三豊市民クラブ』 の会派による議会報告会を、7月31日(土)19:00より豊中町公民館大ホールにおいて開催することとしています。
これに併せて会派の広報誌も創刊するように、現在編集中です。
三豊市も5年目を迎え、本年1月の2回目の市議会議員選挙で選ばれた、、新たな議員による議会運営が始まり、会派も新たな構成となり、日々の調査研究にあたっています。
三豊市議会には、
私の所属する 『三豊市民クラブ』 11名、 『七宝会』 8名、 『社民党』 2名、 『公明党』 2名の、4つの会派があります。(他に、無会派 3名)
今回行う 『三豊市民クラブ』 による議会報告会は、三豊市議会の中でも始めての試みとなります。
どのような評価をいただけるのかは、やってみてのお楽しみです。
地域主権時代に相応しい三豊市議会になるよう、開かれた議会を目指し、先ず一歩踏み出します。
市民の皆さんに向けて、次のようなご案内のチラシを作成しました。
似顔絵のイラストは、香川会長です。
似ているか似ていないか、是非ともお確かめ下さいますよう、ご参加のご案内を申しあげます。
もちろん予約なしの無料です。
お知り合いの方をお誘いの上お越し下さい。
お待ちしています。

6月議会報告 (条例改正 他)

前回に費続き、6月定例会議案の内の一般会計補正予算以外の議案について、審議を付託された各々の常任委員会に分けて報告をします。
【総務教育常任委員会】
・三豊市職員定数条例の一部改正について
総定数の範囲内で部局ごとの定数を廃止して、業務量に適した職員配置を可能とするため
・指定管理者の指定について
たからだの里(環の湯・物産館・湯の谷荘・ふるさと伝承館・パークゴルフ場)の5施設と粟島海洋記念公園の6つの、市が所有する施設のそれそれの運営を指定管理委託するため
【建設経済常任委員会】
・市道の路線認定について
10路線を新たに市道認定するため
・工事請負契約の変更契約について
仁尾港係留施設整備工事で、東洋建設に対し工法変更で3ヶ月半の工期延長と10,500千円を増額し、変更後請負契約金額を1億94,000千円弱とするため
【民生常任委員会】
・三豊市乳幼児等医療費助成に関する条例の一部改正について
対象年齢が9歳までであったのを15歳(中学校卒業)までに拡大するためで、対象として3,700人ほどで費用を25,000千円程度見込む
・三豊市母子保健センター条例と、老人福祉センター条例の一部改正について
すでに三野町吉津地域の公民館として使用されている施設を、補助金に係る適化法によって用途が限定されていた縛りを解き、法的にも実態にあうよう名実ともに「吉津公民館」とするため
以上で、6月議会報告を終わります。
なお、質問や意見などより詳細な内容については、今回初めての試みで予定している、三豊市議会の会派「三豊市民クラブ」の議会報告会に是非ともおいでいただきご確認をいただきたいと思います。
平成22年7月31日(土) 19:00から豊中町公民館大ホールにて開催します。
とにかく、当たり前のことを一歩踏み出しました。

6月議会報告 (一般会計補正予算)

平成22年第2回 三豊市議会定例会が(6月議会)が、17日間の会期を経て、6月30日に閉会しました。
気がつけば、早3週間という時間が過ぎようとしていました。
この議会の補正予算について、遅ればせながら報告いたします。
一般会計補正予算は2億65,884千円の増額で、補正後の予算総額は270億65,884千円となります。
歳入予算の主なものは、財政調整基金繰入金で73,696千円と、市債の 「豊中庁舎跡地整備事業(合併特例債)」 1億90,000千円です。
歳出予算の各課別の主なものは、
【政策課】 
豊中庁舎跡地整備事業 2億26,000千円
【子育て支援課】 
放課後児童クラブ施設補修などと、保育所運営計画策定事業及び子育て支援関係施設補修などに 15,225千円
【港湾水産課】
仁尾港クレーン設備整備事業などに 16,000千円
【学校教育課】 
幼稚園施設修繕などに 6,185千円
など、となっています。
また、予算額の増減のない事業変更として、
【水処理課】
浄化槽整備事業として、法定検査費用負担金を廃止して、浄化槽維持管理費補助金等への組み替え
の、提案がありました。
以上、一般会計補正予算に関する報告でした。 

三豊総合病院企業団定例会

平成22年第2回 三豊総合病院企業団議会定例会が、7月6日(火)に開かれました。
廣畑企業長から、会の冒頭の挨拶で病院の経営方針についてお話がありました。
「この地にこの病院があってよかった、といってもらえるように経営するとともに、職員が誇りの持てる、働きやすい環境の充実に努め、災害・ガンの拠点病院としての役割をしっかりと担い、生活習慣病対応にも積極的に取り組んで、この地域の核となる医療機関となりたい。」と、いうものでした。
報告があり、平成25年4月竣工予定で着工し、約1年となる新棟建設工事の進捗状況は、6月末日時点で少し計画を下回っているがほぼ予定通りの25%ほどとなっています。
平成21年度決算は、「病院事業会計」 と 「介護老人保健施設事業会計」 の2件です。
・ 病院事業会計決算は、病院事業収益が116億円余。
当年度純利益の5億30,000千円弱と、前年度繰越利益剰余金の約2億円をあわせ、当年度未処  分利益剰余金は7億30,000千円足らずととなります。
この剰余金の処分は、減債積立金に27,000千円、建設改良積立金に4億円、その他積立金に2  億円で、合計6億27,000千円の処分額となります。
よって、翌年度繰越利益剰余金は、1億2,000千円余となります。
・ 介護老人保健施設事業会計決算は、施設事業収益が4億80,000千円余。
当年度純利益27,000千円余と、前年度繰越利益剰余金の4,500千円余をあわせ、当年度未処  分利益剰余金は、31,800千円余となります。
この剰余金の処分は、減債積立金に1,500千円、建設改良積立金に22,000千円で、合計23,  500千円の処分額となります。
よって、翌年度繰越利益剰余金は、8,300千円余となります。
監査委員報酬の改正がありました。
監査委員の2名の内の1人である見識者の報酬を、【年額105,000円から月額100,000円】に改正するというものです。
ただし、議会議員選出のそれはこれまでと変わらず、年額49,000円のままです。
終わりに、補正予算として監査委員報酬改正に伴う報酬の変更と、機械購入費及び土地購入費で、69,000千円ほどの増額補正がありました。
すべての議案は可決されました。
私にとって、三豊総合病院企業団議会議員となった始めての決算審議は、「病院組合」最後の決算だったのです。
決算書を教科書に勉強します。 

学童保育指導員学校

学童保育クラブは放課後児童クラブともいい、放課後家に保護者が不在で、帰るところがない小学校低学年の子どもを預かり、家庭のような安心して生活できる場となることを目指しています。
学童保育は、保護者の就労支援が目的で始められたものですが、現実は、第2の家庭とも言われるように、子どもの健全な保育・成長の場としての役割に、強い期待が寄せられるようになっています。
保護者にとって安心して子どもを預ける場であることは、安心して仕事ができるようになるということです。
全国学童保育連絡協議会主催の 『第35回全国学童保育指導員学校 四国会場 in香川』 が、本年も7月4日(日)に、高松テルサで開催されました。
全体講義では、春日井敏之 立命館大学教授から “愛されて育てられるということ~子ども・親・指導員のつながり方” のお話がありました。
「指導員の皆さん、何がしたくて指導員をやっているのですか?」 と、
先ず問いかけられました。
そして、
「日々色んな顔を見せる子どもの一言や行動に、落ち込んだいしませんか?
人と関わる仕事は傷つくものです。
学童保育は、未熟なもの同士の関わり合いなのです。
この子はなぜ私にひどいことを言うのだろうか?
子どものSOSを受けとり考えるのが教育であり、成長の支援なのです。
指導員の皆さん、大切なことは、自分にとって学童保育がどういう意味を持っているのかを、自分自身に問いかけることができるかどうかなのです。
そのことによって、子ども・親・指導員がつながることができるようになるのだと思います。」
終わりに、実際にあった親子の お互いの存在がお互いに求めあう “つながろうとする涙” のお話に、 “愛されて育てられるということ” とはなにかを感じた講義でした。
分科会に分かれての講座では、全国学童保育連絡協議会事務局長の真田裕(さなだゆたか)氏から、“学童保育の基本~役割とあり方~” のお話がありました。
「学童保育は、学校よりも長く子どもを預かっています。
そのことから、安心して生活できる 『第2の家庭』 であり、学童の友達を 『昼間の兄弟』 とも言われています。
現状、1割の子どもが止めているとの調査結果がありますが、すべての子どもが喜んで通う場所にしなくてはなりません。
やりたいことができないとか、いじめられるとかの問題を解消して、子ども自身のありのままを出すことのできる “一人ひとりを大事にする学童保育をつくる” ことが欠かせません。
人間に対する信頼感を育てることが、人としての成長につながります。
“分かろうとする努力” が、信頼関係を築くのです。
そして、保護者と指導員の信頼関係が、 『子どもの安心』 の土台を創り出すともいえるのです。
学童保育で子育てすることを選んだ親たちのためにも、子どもたちの安全・安心な生活の場をつくってゆくのが、 “学童保育の基本~役割とあり方~” なのです。」
子どもの成長に強烈に関わっている、事の重要さを再認識したのでした。

日田市の「バイオマス資源化センター」施設

平成18年4月に稼働を始めて5年目を迎える 「日田市バイオマス資源化センター」 へ、視察に行って来ました。
7月2日(金)早朝に発ち、午後に訪問し、日付が変わる間際の帰着の、慌ただしい日帰り視察研修でした。
私にとってこの施設は2回目の訪問となります。
前回は平成18年8月で、この施設が稼働を始めてわずか4ヶ月の、まだまだ実績の乏しい時期でした。
今回は4年間の実績を確認するとともに、ある特定の点についての調査を目的としています。
この施設の選択した技術である 【バイオガス化施設】 は、これまでの実績としてほぼ計画に近い効果を上げているようで、その内容は、前回の研修報告である平成18年(2006年)8月14日にこの場の、 『常任委員会視察研修報告パート1』 に書き込んでいますのでご確認ださい。(維持管理費は年間95,200千円で、収入は49,000千円です。変更と追加をお願いします。)
今回の研修で改めて気づいたことは、日田市が 『日田天領水』 でも有名なように、九州北部地域の
水源であることが、バイオマス資源化施設建設を決定づけたのだということです。
そして、水と豊かな自然を背景に環境政策を進め、日田式循環型有機農業の推進に、取り組んでゆけたといえます。
三豊市が日田市と同様に 【バイオガス化施設】 を導入する環境にあるのかどうかは、三豊市議会の今後の重要な議論のテーマとなると感じています。
三豊市のごみ処理施設建設の検討が本格化しようとするこの時期での今回の視察研修の主目的は、 『臭気の発生防止策』 についてです。
すでに出されている、ごみ処理技術検討委員会からの答申では、次なる施設はバイオガス化施設です。
一番に心配されるのが、生ごみ投入口と、腐敗発酵で発生する臭いをいかに防止するのかだと考えられるからです。
その対策は、
① 受け入れ室は高速シャッターで開閉しダクト捕集
② 受け入れ室や高濃度の発生する設備は、高濃度脱臭装置と低濃度脱臭装置を併用
③ 屋外プラントの臭気除去は限界があるため、施設境界線を臭気測定し随時対策
④ 生物脱臭(バクテリア等)は無理がかけられないので、余裕の設備が必要(2層の水をかけた軽石層に臭気を通すシステムを採用している。環境面とランニングコストの性能発注により、この手法がとられている。
などの報告をいただきました。
私たちは、三豊市の次世代のごみ処理の方向性を、決定してゆかなくてはなりません。
公設公営、公設民営などの従来の経営形態に加え、民間の資金を活用した官民共同型の新たな契約による経営形態が考えられます。
ごみの受け入れは、家庭ごみに限定するのか、それともこの地域で発生するすべてのバイオマス資源(産業廃棄物や畜糞尿・屎尿浄化槽汚泥など)を対象とするのか。
また、市単独か広域か。広域といえどもどこまでを対象範囲とするのか。
発想は柔軟であり、かつ、未来社会に向けて創造的でなくてはなりません。
その観を強くした研修でした。

特別委員会の設置

6月14日(月)から開会していた三豊市議会6月定例議会が、17日間の会期を終えて、30日(水)に閉会しました。
上程されていた27議案はすべて可決するとともに、議員提案による3つの特別委員会の設置が決定されました。
特別委員会の設置は、議会運営委員会(横山強委員長他7名)で、各会派からの意見が取りまとめられたものです。
調査内容と構成は、次の通りです。
【議会・行財政改革調査特別委員会】
所管事項: 議会改革、議会基本条例制定、行財政改革及び公共施設の有効利用に関する調査
委員数 : 9名 (近藤賢司委員長、瀧本文子副委員長)
【まちづくり調査特別委員会】
所管事項: 学校等施設・学校給食施設の適正規模・適正配置、防災行政無線及び火葬場建設に関する調査研究
委員数 : 8名 (為広員史委員長、大平俊和副委員長)
【ごみ処理問題調査特別委員会】
所管事項: 新エネルギーセンター(仮称)建設、ごみ処理方式・事業実施及び近隣市町との廃棄物再資源利活用に関する調査研究
委員数 : 9名 (鴨田偕委員長、山本明副委員長)
合併し発足して2期目となる三豊市議会にとって、いずれの特別委員会の調査課題は、新たなまちづくりへと一歩踏み出し、このまちの未来の形を決定づける事ばかりだといえます。
私は、ごみ処理問題調査特別委員会に所属し、ごみ処理と資源化をテーマに、三豊クリーンセンターの後継施設検討を中心に、施設の広域利用の可能性について取り組みます。

少年育成指導者セミナー

香川県教育委員会と県少年団体協議会が主催する、平成22年度少年教育指導者セミナーが、6月20日(日)に、高松市国分寺町にある 「香川県青年センター」 で行われました。
主催者の一方である県少年団体協議会とは、『子ども会』 『ボーイスカウト』 『ガールスカウト』 『宇宙少年団』 『スポーツ少年団』 を構成団体としています。
私は、子ども会育成連絡協議会理事としてこの研修に参加し、「支援を要する子どもたちの現状と指導者としての心構え」 と題した、元県教育委員会特別支援教育課主任指導主事で、現善通寺市立東中学校教諭の佐藤宏一先生の講話を聴く機会に恵まれました。
支援の要する子どもたちの中で、発達障害の子どもたちに対する指導者とは、どうあればよいのかというお話でした。
これまで何度か色々な機会で、発達障害の子どもに対する指導について、講義を受けたことがありましたが、今回のお話は基礎的な部分から入って、実際に学校の現場で接する実践の中から気づいた言葉で語られ、腑に落ちるものでした。
1990年代から学級崩壊の原因に、発達障害があると教育者の中で言われ始めてきまた。
発達障害とは、私たちが当たり前だと思っていることが、当たり前にできない子どもがおり、他の子どもたちと大きく変わったところはないが、得意不得意の差が大きかったり、少し変わっていると思える部分があることだ。
発達障害の原因は、ハッキリとは解明されていない。
遺伝子的要素や妊娠・出産時・出産後のごく早期の何らかの障害のために、脳の一部に障害が生じたものと考えられる。
それは、育て方や愛情不足が原因ではない。
ただし、育てにくさから不適切な養育をしてしまうことがある。
発達障害を知る意味とは、発達障害の知識や指導技術を学ぶことで、適切な理解をするためだ。
それによって 「親の躾ができていない」 「生活環境が悪い」 「本人の努力不足、怠け」 「変わり者」 「頭が悪い」 等の子どもの成長を閉ざす要因を排除して、正しい理解と支援につなげて成長させることである。
発達障害を学び指導に活かす目的は、発達障害を理解する指導者による適切な指導ができることによって、二次的障害を発生させないためにある。
支援者としての存在価値とは何か。
子どもは支援者を的確に見極め、判断している。
助け、模範、指示、愛情、理解 等の何を求めているのか。
発達障害を知ることと知らないことでは、指導に大きな違いが生まれ、子どもの成長に取り返しのつかない結果をもたらすのだ。
知らないことによって適切な指導ができず、子どもの成長を閉ざしてしまうことの責任は重大です。
発達障害を持つ子どもの存在を知り、それを認識する指導者の必要性を再認識した研修でした。