教育民生常任委員会 視察研修・1

6月30日(火)~7月2日(木)の3日間の日程で、教育民生常任委員会の視察研修に参加しました。
訪問先は岐阜県の3市で、初日は 『学校給食センターについて』 で可児市(かにし)、2日目は 『自治体病院について』 で中津川市、そして最終日は 『市営斎場の建設について』 で各務原市(かかみがはらし)での研修を行いました。
6月30日(火)の可児市では、学校給食センターの運営管理や食育の取り組みなどについて研修を行いました。
可児市は現在人口102,000人余で、これまでの30年余の間に名古屋市のベッドタウンとして、又、田園工業都市として発展してきました。
その結果、財政は自主財源比率71.9パーセント、財政力指数0.968という地方交付税不交付団体目前のすばらしい財務体質となっています。
可児市学校給食センターは旧のセンター老朽化に伴い、平成14年頃から建設構想の検討が始められました。
建設計画を進めるにあたり、事業方式の検討から始まりました。
民間資金を活用した、PFI(プライベート・フィナンシャル・イニシアチブ)の導入の可能性を検討するために、コンサルタント会社に調査委託を行いました。
調査結果は、BOT方式(ビルド・オペレート・トランスファー)の方が、BTO方式よりもVFM(ヴァリュー・フォー・マネー)があるというものでした。
この調査結果を受けて、従来方式の市財政投入型か民間資金活用のPFI方式か、それとも業務委託方式(公設民営)であるのかの、基本的な経営形態の選択のために、多くの要因からの検討を進めてきました。
① 初期投資額
② VFMの考察
③ 調理員の雇用の問題
④ 衛生指導が間接となること
⑤ 献立作成と食材納入
⑥ 国庫補助と起債
⑦ 長期経済や企業リスク
⑧ 施設の維持管理
⑨ 給食費
⑩ 建設や運営が複雑で未経験
⑪ 先進自治体での実績がないこと
などでした。
検討の結果、事業方式をPFI方式のBTO方式(ビルド・トランスファー・オペレート)とし、財務効果よりも検討項目の③④⑤を重要なこととして、調理業務は従来通り市が行うこととしました。
事業方式や施設計画、建築の過程を経て、1日当たり10,000食を提供できる能力を備えた、可児市学校給食センターとして平成19年9月より稼動しています。
現在は、小学校11校、中学校5校の計16校の9,300食を日々提供しています。
当施設完成に伴い、アルマイト食器から高強化磁器食器に変えることにより食事環境を整えるとあわせ、文部科学省の基準に対応したドライシステムで安心安全な給食の提供と、料理教室などの研修室を備えた食育の推進に相応しい施設となっています。
PFI特定事業契約は、設計建築の2年間を含む15年間で26億6,363万円となっていて、平成31年度が事業終了となっています。
当市の説明していただいた職員さんの言葉の最後に、「早既に10年もしないうちに次なる施設経営形態の検討が迫られる」との言葉は、安心安全な給食の提供と職場環境からも、現在の三豊市学校給食センター施設の実状は “論外” の感を強くしたのでした。

平成21年6月議会閉会

6月25日(木)に平成21年6月定例会が、初日に上程された13議案と追加の人事案件2議案の、合わせて15議案すべてが原案可決で閉会しました。
なお、この議会前に提出されていた、『三豊市をよくする会』(安藤憲章代表)からの “ゴミ処理問題に関する請願書” は、三豊市議会の議会運営委員会において、教育民生常任委員会への審議付託となっていました。
会期中の教育民生常任委員会での審議の結果、 「内容再検討のため」 の理由で請願取り下げとなりました。
アンダーライン部分を修整し9月議会に再提出していただくこととなっており、閉会中における継続審査となっています。

『三豊市をよくする会』からの請願書の主旨と本旨が、三豊市議会において議決できるよう紹介議委員として、また、委員会における説明委員として、閉会中においても全力を尽くすことには変わりありません。
先日の四国新聞報道におけるこの請願の取り下げ記事に対し、紹介議員のとった行動に対する確認の問い合わせがいくつかありました。
市民から直接選ばれた議員として、市民感情が文言に盛り込まれた請願を、議会に出さずして何を出すのかといいたいのです。
議会における審議の結果、その指摘を理解し修整することによっても、その主旨と本旨が変わるものでなければ、取り下げし修整し、再提出も吝かではありません。
むしろ、それこそが開かれた議会であると断じて思っています。
市民の代弁者である議会において、決定のプロセスがつまびらかになることこそが、議会本来の役割なのだと、今回のことで更に私は思っています。

6月定例会補正予算・歳出

前回に引き続き、三豊市議会21年6月定例会に上程された補正予算案のうち、歳出についての報告をします。
経済・雇用対策にかかる施策の予算項目が、幅広く各部局に渡り提案されています。
【政策部】
・政策課 4,243千円
企業ガイド作成事業(緊急雇用創出基金事業) 3,943千円
地域づくりアドバイザー事業 300千円
・地域振興課 73,573千円
英語教育指導員配置事業(緊急雇用創出基金事業) 3,855千円
たかせ天然温泉管理事業(改修工事他) 66,295千円
たくまシーマックス管理基金積立金 2,672千円 他
【健康福祉部】
・環境衛生課 6,796千円
生活環境施設調査事業(緊急雇用創出基金事業) 4,765千円
墓地使用料返還金 2,031千円
・健康課 4,686千円
重度心身障害者等医療費支給システム改修
・福祉課 8,554千円
障害者自立支援臨時特例事業(通所サービス利用促進、居住サポート事業立ち上げ支援) 8,462千円 他
・子育て支援課 10,247千円
放課後児童クラブ運営事業 4,464千円
保育所施設管理事業 2,430千円 他
【建設経済部】
・商工観光課 5,259千円
仁尾地域振興プラン観光創出事業(ふるさと雇用再生特別基金事業) 4,464千円 他
・建設課 8,010千円
橋梁調査事業(緊急雇用創出基金事業)
【教育委員会】
・学校教育課 6,201千円
小学校県委託事業(ステップアップスクール推進事業 625千円、言語活動の充実促進事業 126千円、外国語活動における教材の効果的な活用等実践研究事業 362千円)
小・中学校給食運営事業(修繕・食材検査手数料・備品購入) 1,722千円 他
・学校給食センター ▲15,709千円
学校給食センター等整備事業 ▲16,429千円
給食用食材検査手数料 720千円
・生涯学習課 604千円
高瀬町農村環境改善センター民具等移転料 他
・子ども未来推進室 790千円
学校給食検討委員会運営経費 他
以上のような歳出予算案となっています。
6月18日(木)には建設経済常任委員会が、19日(金)には総務常任委員会が行われ、そして22日(月)には教育民生常任委員会が開かれ、審議の結果いづれの委員会においても原案の通り承認されました。
6月議会最終日の25日(木)には、3常任委員会の各委員長から審議内容と結果の報告があり、採決の運びとなり閉会の予定です。
今、国の追加経済対策として地域活性化・経済危機対策臨時交付金などが措置されようとしています。
三豊市配分として10億3千4百万円が試算されており、7月中に臨時議会において更なる補正予算審議が行われるものと思われます。

平成21年第一回三豊市議会予算(歳出)・3

今回は、建設経済常任委員会所管関係の歳出予算についてお知らせします。
【建設経済部】
「農林水産課」
・国営総合農地防災事業負担金(事業完了分) 2億90,983千円
・中山間地域等直接支払事業(高瀬・山本・仁尾・財田) 1億5,766千円
・市単独補助土地改良事業 37,060千円
・単県土地改良維持業 1億11,037千円
・県営ため池・農道・農地防災・営農団地農道・排水対策事業など 2億30,000千円程
・農道維持管理費 17,062千円
・香川用水事業 38,898千円
・農地・水・環境保全事業 14,509千円
「商工観光課」
・商工振興事業(商工会補助) 37,893千円
・観光振興事業(観光協会・イベント・まつり補助) 48,226千円
・観光資源管理費 25,104千円
「建設課」
・道路橋梁維持費 2億66,165千円
・国庫補助(交付金)事業(市道改良工事) 1億68,276千円
・県費補助事業(市道改良工事) 1億51,795千円
・単独事業(市道改良工事) 3億5,620千円
・河川維持費 56,475千円
・公園事業 20,236千円
「住宅課」
・仁尾の上団地建替事業 12,017千円
・公営住宅管理事業 46,001千円
「港湾課」
・港湾及び漁港整備事業 1億30,000千円程
「フルーツ王国みとよ推進室」
・産直支援・料理コンテストなど 5,387千円
「農業委員会」
・農業委員会活動費・農家台帳管理費・農業者年金事務委託など 9,000千円程
3常任委員会の所管部局ごとに、3回にわたって報告してきました。
予算概要を下に主なものを書き出しましたが、詳細については十分な説明ができていません。
また、21年度に入っての組織変更に伴い、課の再編がおこなわれており、私の所属する教育民生常任委員会を中心に、今後の執行状況を確認し、お知らせしてゆきたいと考えています。
これで歳入並びに歳出予算の報告を終わります。

平成21年第一回三豊市議会予算(歳出)・2

前回に引き続き歳出予算の、教育民生常任委員会関係予算についてお知らせします。
【市民部】
「市民課」
・戸籍住民基本台帳事業 19,143千円
「税務課」
・前納報奨金(固定資産分) 25,000千円
・法人市民税還付金 25,000千円
「環境衛生課」
・塵芥処理事業(三観広域行政組合負担金2億92、888千円含む) 5億01,808千円
・ゴミ処理技術検委員会支援業務委託 10,500千円
・火葬場管理事業 41,148千円
「水処理課」
・浄化槽整備事業(浄化槽設置促進事業35,000千円、単独処理浄化槽撤去費補助20,000千円、法定検査費用負担金事業24,300千円、浄化槽維持管理費補助25,000千円) 2億79,272千円
・集落排水事業特別会計繰出金 1億28,588千円
・浄化槽整備推進事業特別会計繰出金 1億10,168千円
・し尿処理事業 2億27,326千円
・瀬戸グリーンセンター更新工事に伴う積立金 10,000千円
「人権課」
・隣保館管理運営費(ふれあいプラザにお5,844千円、たかせ人権センター12,437千円、上高野文化センター7,678千円) 25,959千円
【健康福祉部】
「健康課」
・健康増進事業(国保被保険者を対象とした健診、がん検診を実施) 70,773千円
・後期高齢者等健診事業 23,469千円
・予防接種事業 49,046千円
・国民健康保険事業特別会計繰出金 2億89,212千円
・後期高齢者医療事業特別会計繰出金 11億29,281千円
・病院事業会計繰出金、負担金(西香川病院1億13,462千円、永康病院2億90,000千円、三豊総合病院96,305千円) 4億99,767千円
・医療費支給・助成事業(重度心身障害者等医療費2億71,670千円、乳幼児医療費1億58,321千円、母子家庭等医療費31,132千円) 4億61,123千円
「介護保険課」
・在宅要介護者家族介護手当支給事業 9,000千円
・生きがい活動支援通所事業 13,560千円
・介護保険事業特別会計繰出金8億86,700千円
「福祉課」
・社会福祉協議会補助金 1億8,059千円
・高齢者福祉タクシー事業 30,385千円
・生活保護扶助費 4億39,143千円
・敬老会事業 23,400千円、敬老祝金支給事業 6,915千円、老人クラブ補助事業 5,737千円
・老人保護措置事業(養護老人ホーム入所委託) 1億18,274千円
・地域生活支援事業(地域活動支援センター等41,212千円) 77,021千円
・障害者自立支援事業(介護・訓練等給付費4億62,768千円)
・シルバー人材センター運営補助金 9,000千円
「子育て支援課」
・次世代育成支援事業(地域行動計画策定、ファミリーサポートセンター事業) 13,298千円
・出産祝金支給事業 14,600千円
・児童手当支給事業 5億3,612千円、児童扶養手当支給事業 2億212千円
・母子保健事業 61,127千円
・保育所運営事業 4億83,895千円
・放課後児童クラブ運営事業 82,180千円
・予防接種事業 57,808千円
【教育委員会】
「教育総務課」
・詫間中学校屋内運動場建設事業 6億50,529千円
・三豊・観音寺市学校組合負担金(三豊中学校) 60,353千円
「学校教育課」
・外国語教育推進事業 20,962千円
・小学校関係 4億29,383千円
・中学校関係 1億49,395千円
・幼稚園関係 2億36,304千円
「生涯学習課」
・公民館管理運営事業 1億1,165千円
・宗吉瓦窯史跡公園管理事業 22,078千円
・生涯学習団体運営協議会支援事業 7,724千円
・詫間弓道場遠的場新築工事 38,115千円
・図書館管理運営事業 90,407千円
・少年育成センター事業 23,036千円
「学校給食センター」
・学校給食センター整備事業 16,429千円
・学校給食センター運営事業(高瀬・三野・豊中・詫間大浜・仁尾・財田) 1億76,878千円
・学校給食センター給食事業 2億49,242千円
以上、主な事業についてお知らせしました。
次回は、建設経済常任委員会関係予算について報告をします。

平成21年第一回三豊市議会予算(歳出)・1

今回は21年度予算のうち、総務常任委員会関係の部課ごとの、主なものについてお知らせします。
【総務部】
「秘書課」
・市長交際費 2,300千円
「総務課」
・文書館耐震診断、補強設計委託 5,895千円
・三観広域行政組合負担金(一般) 1億93,333千円
                 (消防) 8億71,108千円
・消防団活動防火服整備 21,193千円
・消防屯所用地購入、造成事業 13,000千円
「人事課」
・退職手当組合負担金 6億62,957千円
「職員課」
・福利厚生事業(職員健康診断等) 16,770千円
「管財課」
・電話設備内線化工事 17,000千円
・電子入札導入事業 26,600千円
・庁舎(本庁・支所)管理事業 1億21,723千円
【政策部】
「企画課」
・豊中庁舎跡地整備事業 31,605千円
・企業誘致事業 23,819千円
・ふるさと融資事業(イズミへの貸付金) 2億50,000千円
・宝山湖いきいき健康にぎわい事業 9,706千円
・バイオマスタウン構想推進事業 7,641千円
・中小企業振興対策事業 1,000千円
「財政課」
・三豊中学校交付税配分 26,232千円
・公共施設整備基金積立金(土地造成剰余金ととがみ園売却収入) 5億8,086千円
・公債費 元金25億75,154千円 利子5億1,519千円 計30億76,673千円
「情報政策課」
・情報通信機器維持管理事業 53,020千円
・広報誌発行事業 12,090千円
「地域振興室」
・マリンウエーブ施設運営事業 39,361千円
・コミュニティバス運行事業 1億51,328千円
・離島振興事業 55,761千円
・まちづくり事業(コミュニティ助成事業・仁尾地域振興プラン他) 36,785千円
・仁尾港係留施設整備事業 90,400千円
次回は、教育民生常任委員会関係の報告をします。

12月定例会閉会(教育民生常任委員会報告)

12月3日から開会されていた、平成20年第4回三豊市議会定例会議が、22日(月)に補正予算6億6千2百万円を含む35議案を、原案通り可決し閉会しました。
会期中のこの場で、総務常任委員会の審査状況は報告していますが、これ以外の2常任委員会審査ををお伝えしたいと思います。
[教育民生常任委員会]
一般会計の補正予算関係は次の通りです。
【市民部】
「環境衛生課」 56,926千円の増 (三観広域負担金)
「水処理課」 9,637千円の増 (浄化槽整備特会繰出金 8,000千円、 中讃広域負担金 1,301千円)

【健康福祉部】
「健康課」 12,373千円の増 (国民健康保険特会繰出金 4,611千円、 乳幼児医療費助成 3,000千円、 母子家庭医療費助成 2,730千円)

「介護保険課」 15,162千円の増 (介護保険特会繰出金)
「福祉課」 29,021千円の増 (障害者自立支援 33,900千円、 障害者地域生活支援 13,100千円の減)

「子育て支援課」 27,778千円の増 (出産祝い金支給 7,500千円、 放課後児童システム導入 4,505千円、 保育所遊具整備修繕 5,004千円)

【教育委員会】
「教育総務課」 25,316千円の増 (小・中学校耐震診断 25,183千円)

「学校教育課」 11,932千円の増 (小・中学校修繕・道路用地等 2,700千円程、 小学校寄付 1,000千円、 小・中・幼遊具修繕 6,000千円程、 小学校教育扶助費 2,708千円)

「学校給食センター」 1,890千円の増 (センター整備事業費)
「生涯学習課」 2,835千円の増 (子ども読書活動推進計画策定委員会 278千円、 公民館等施設修繕費 1,350千円程)

次に、教育民生常任委員会関係の特別会計補正予算は次の通りです。
<国民健康保険事業特別会計>
197,050千円の増で、88億36,000千円余
<後期高齢者医療事業特別会計>
2,582千円の増で、17億68,000千円余
<介護保険事業特別会計>
100845千円の増で、59億75,000千円余
<浄化槽整備推進事業特別会計>
12,824千円の増で、2億5,800千円余
そして、関係の企業会計補正予算は次の通りです、
<病院事業会計>
「西香川病院」 医療収益が42,655千円の増で、16億70,000千円余となる。
永康病院を含む会計全体では、33億46,518千円となる。
予算関係は、以上の通りです。
続いて、当委員会に付託されていた、条例改正議案をお伝えします。
「議案第147号」は、市内に事業主体がある公益社団・公益財団・社会福祉法人・更生保護法人に、市民が寄付をした場合に、市民税所得割に控除ができるよう改正するものです。
「議案第148号」は、現在35万円の出産育児一時金に3万円を加算し、38万円とするための改正です。
「議案第149号」は、市立西香川病院を三豊医師会に指定管理委託更新するに当たり、経営の自由度を高め、民間の機動性と経済性を発揮するために改正するものです。
・診療収入を代行制から利用料金制とする
・医療・介護に関する全般を業務とする
ことが、主なものです。
以上、肥吾豊志教育民生常任委員長より、審査結果が報告され、原案通り可決されました。
建設経済常任委員会は、次回お伝えします。
 

12月定例会・補正予算「歳入」

三豊市議会12月定例会は、12月8・9日の2日間の一般質問に続いて、各常任委員会が12日(金)の教育民生常任委員会に始まり、15日(月)の総務常任委員会、16日(火)の建設経済常任委員会が開かれ、それぞれの委員会に付託された議案の審議をおこないます。
今議会の主な補正予算の内容は、次の通りです。
補正額は662,912千円で、補正前予算26,477846千円と合わせ、補正後予算総額は27,140,758千円となります。
歳入は、
【市税】
91,000千円の減 (個人住民税と固定資産税の1億6千万円増に対し、法人税2億5千万円減)
【地方譲与税】
1,562千円の減 (地方道路譲与税)
【自動車取得税交付金】
4,895千円の減 
【地方特例交付金】
6,457千円の増 (地方譲与税と自動車取得税交付金の地方税減収補填臨時交付金)
【地方交付税】
14,276千円の増 (地方交付税総額は約90億5千万円)
【使用料及び手数料】
668千円の増 (幼稚園使用料と幼稚園預かり保育料)
【国庫支出金】
46,597千円 (地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金が3千万円、障害者福祉費国庫負担金で18,810千円、児童手当国庫負担金で1,440千円等)
【県支出金】
15,007千円 (障害者福祉費県負担金が9,405千円、乳幼児医療費県補助金が1,500千円、強い農業づくり交付金 5,492千円、港湾管理費県委託金 1,440千円等)
【寄付金】
1,200千円 (桑山小学校寄付金 1,000千円、比地大小学校寄付金他)
【繰入金】
498,939千円 (財政調整基金繰り入れ後、基金残総額は53億6千万円余)
【諸収入】
27,325千円 (三観広域還付金が23,058千円、有線柱移転補償で1,540千円、放課後児童健全育成事業保護者負担金 1,664千円)
【市債】
149,900千円 (地域総合整備資金 150,000千円、臨時財政対策債は100千円の減)
歳入合計、6億63,000千円弱となっています。
歳出は、後日目的別にお伝えします。

6月定例会が閉会しました

18日間の会期で開かれていた、平成20年第2回三豊市議会定例会(6月定例会)が、6月26日(木)閉会しました。
最終日には、各常任委員会に付託されていた議案について、委員長報告が行われました。
【総務常任委員会】
総務部
『議案第59号(専決処分) 三豊市行政改革推進委員会設置条例の一部を改正する条例』
組織変更により所管課が政策部財政課となるため
監査委員会事務局
『議案第73号 三豊市監査委員条例の一部改正について』
財政健全化法施行に伴い、19年度決算に対する監査の審査内容に変更が生ずるため
【建設経済常任委員会】
建設経済部
『議案第69号 市道の路線変更について』
吉田中央線を、財田町から山本町まで延長変更
【教育民生常任委員会】
市民部
『議案第60号(専決処分) 三豊市国民健康保険税条例の一部を改正する条例』
社会保険加入者などのなかで、後期高齢者医療制度施行により、国保加入にあたり激変緩和措置として減免規定を条例で定めるため
『議案第61号(専決処分) 三豊市税条例の一部を改正する条例』
地方税法改正に伴い、・非営利団体にかかる法人住民税均等割分の一部を非課税とするため ・省エネ住宅の固定資産税減免のため ・ベンチャー投資促進の控除のため
『議案第62号(専決処分) 三豊市国民健康保険税条例の一部を改正する条例』
地方税法改正に伴い、国保加入者で後期高齢者医療制度施行により、激変緩和措置のため
『議案第64号 三豊市ごみ処理技術検討委員会設置条例の制定について』
環境への負荷軽減と資源循環社会構築のため、将来に渡り有効な処理技術を検討するため
『議案第65号 三豊市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部改正について
大・小のごみ袋に加え、特小サイズを追加のため
健康福祉部
『議案第66号 三豊市母子家庭等医療費支給に関する条例の一部改正について』
県の補助要項改訂により、市民税課税世帯に負担限度額までの負担を定めるため (三豊市は従来通り、全額現物支給による窓口無料化とする)
『議案第67号 三豊市乳幼児等医療費助成に関する条例の一部改正について』
県内全域で、6歳までを現物支給による窓口無料化となるため (三豊市は従来通り9歳誕生日までとする)
『議案第68号 三豊市重度心身障害者等医療費支給に関する条例の一部改正について』
県の補助要項改訂により、市民税課税世帯に負担限度額までの負担を定めるため (三豊市は従来通り、償還による全額助成とする) ・65歳以上の新たな認定は行わない
いずれも、原案可決となりました。

3月定例会終わる

3月28日(金)、平成20年第1回三豊市議会定例会が閉会しました。
3常任委員会へ付託されていた議案の審議報告が各委員会委員長より行われ、当日提案された4議案併せて全43議案可決となりました。
私の所属する総務常任委員会は、3月 日のこの場でお伝えしたとおりで、全会一致で原案可決となりました。
建設経済常任委員会も、7議案すべて全会一致で原案可決となりました。
議案第22号 「三豊市水道事業運営協議会設置条例の制定について」
水道事業の適性で効率的な運営の協議のために設置
議案第39号 「あらたに生じた土地の確認について」
詫間町大浜地区県道整備工事に土地が生じたための確認
議案第40号 「字の区域の変更について」
前議案の3か所の土地を現在ある字に編入するため
議案第41号 「平成20年度三豊市一般会計予算中の関係部分」
【建設経済部】
『農林水産課』
*中山間地域等直接支払事業  1憶 6,500千円(高瀬・山本・仁尾・財田)
*市単独補助土地改良事業      37,860千円(農道等に対する原材料支給と補助)
*単県土地改良事業        1憶18,000千円
*団体営土地改良施設維持管理適正化事業 43,800千円(詫間水門、的場第2排水機場他)
*県営整備事業           2憶35,000千円
*園芸かがわ産地総合対策事業   26,000千円(花卉集出荷施設他)
*農道維持管理費            16,000千円 
*香川用水事業              39,000千円
*農地・水・環境保全向上対策事業  13,500千円
*林道維持管理事業            9,000千円 
など
『商工観光課』
*商工振興事業              39,000千円(商工会補助)
*観光振興事業              39,500千円(観光協会・イベント・まつりなど補助)
*観光資源管理費             24,000千円
*駅からウオーク事業            1,700千円
など
『建設課』
*道路橋りょう維持費         2憶70,000千円(道路維持修繕、街路樹維持、生活道整備)
*国庫補助(交付金)事業      2憶77,000千円(市道改良工事)
*県費補助事業            1憶57,000千円(市道改良工事)
*単独事業               2憶85,000千円(市道改良工事)
*河川維持費                41,000千円(河川維持修繕工事)
*急傾斜地崩壊防止対策事業      40,800千円
*公園事業                  24,000千円 
など
『住宅課』
*公営住宅管理事業            46,700千円
*仁尾の上団地建設設計          3,200千円
など
『港湾課』
*県補助水産振興事業             3,200千円(キジハタ放流)
*漁港単県補助事業             15,000千円(曽保、家の浦、生里漁港)
*漁港維持改良事業              4,400千円(本村漁港)
*港湾単県補助事業             32,000千円(箱浦港)
*港湾改良事業                 7,200千円(粟島西港)
など
『フルーツ王国みとよ推進室』
*地産地消ベジ・フル料理コンテスト等    6,800千円
など
『農業委員会』
*農業委員会活動事業             7,200千円
*農家台帳管理費                1,100千円
など
議案第51号 「平成20年度三豊市港湾整備事業特別会計予算」 50,000千円
県管理の詫間港のコンテナーターミナル等の維持整備を図り、市所有の起重機の効率利用
議案第52号 「平成20年度三豊市土地造成事業特別会計予算」 10憶11,800千円
鳥坂企業用地造成事業として、トヨタユーゼックへ売却
議案第53号 「平成20年度三豊市水道事業会計予算」 22憶28,000千円
5浄水場と4水源地及び県水道用水で、1日当たり29,000m3余りを給水
配水池4か所の緊急遮断弁設置などに1憶65,000千円
教育民生常任委員会の審議内容は後日報告します。