今日、山地会長から「三豊市少年少女発明クラブ」の手紙をいただきました。
今回で何回目の手紙でしょうか。
9月2日(土)10:00~15:00、高瀬町改善センター3F大ホールで開催予定の「少年少女発明クラブ」と「詫間電波高専ロボットコンテスト展」の案内の手紙でした。
いつもながら、山地会長のこのクラブに対する思い入れの強さを感じさせられます。
事実、何度か参加させていただきましたが、クラブ員の子どもたちが実に活き活きとしていて、それを見ている保護者の目も実に良い輝きをしているのです。山地会長も「嵌ったな」って感じで、私も同じ穴の狢(むじな)って感じなのです。
今、私にはある一つの期待感があります。
「三豊市少年少女発明クラブ」を核にした、三豊市の次代の経済界・産業界を担う創造力豊かな人材育成の土壌ができないかと言うことです。
経済基盤の極端に弱い三豊市にとっては、行財政改革だけで時を費やしてはならないと思っています。新たなる経済活性化につながる政策が、たちまち求められていると思うのです。たとえば、19年度に「次世代の創造性豊かな人材育成事業」なんていう予算化ができないかと言うことです。
三豊市の、財政基盤強化の戦略の一つとして取り組む価値は大きいと思っています。
皆さんも是非一度、自分の目で確認するためにご参加いただければ最高です。
三豊市の、「まちづくり政策」の柱の一つにできないかと本気で考えています。
地域活動支援講座
8月26日(土)、香川県社会福祉総合センターで開かれた香川県教育委員会の生涯学習課主催の「かがわ県民カレッジ 地域活動支援講座 第3回」へ参加しました。
この講座は、3回シリーズで1回に2名の講師の講義が行われ、計6人のそれぞれの地域活動の報告がされました。私の参加できたのは、日程の都合で第1回と3回でしたが、4名の報告者の個性と独創性のある熱のこもった報告でした。
第1回
- 栗林公園ボランティアガイド 那須幹博氏(県庁職員)
栗林公園ボランティアガイドの資格を取得し、英語による外国人との異文化コミュニケーションに活躍。 - 県農業経営課指導員 糸川桂市氏(県庁職員)
さぬきの豊かな自然や風土を保ってきた水田。農業に係わることによる学校や地域で子どもたちと土に親しむボランティア。
第2回 お休みしました。
第3回
- 県歴史博物館学芸員 佐藤竜馬氏(県庁職員)
粟島の達磨窯を調査修復と宇多津町の町並み保存の文化実践活動の中で気づいた、「地域」にとっての「歴史」「文化財」の必要性と、「地域」の果たした役割。 - 香川大学生涯学習教育研究センター助教授 山本珠美氏(女性)
”自己の知識を高めるための生涯学習”から”ともに支えあう地域に参加する生涯学習”へをテーマに、自分の趣味(オペラ)を活かした豊かな地域文化を創造する地域活動。
人生を更に実りあるものとするための四者四様の活動報告でした。
仕事の場以外の自分の時間(特技・趣味)を活かすことで、自らの力を高めるとともに地域活動にもつながる生き方のすばらしさを再認識しました。市民一人ひとりの少し踏み込んだ毎日の行動で地域づくりが始まるということです。
実は、感激することがありました。講師の中のお二人は三豊市に深く関係のある方でした。
県職員の糸川さんは、三豊市の市民で山本町河内在住です。報告の大部分はお子さんの小学校のPTA活動をまとめたものでした。
同じく県職員の佐藤さんは、活動報告が詫間町の粟島であることもさることながら、最愛の奥様が三豊市の職員さんであることが判明。
三豊市の地域づくりのお手本は、足元にあったことを遠くで知ったのでした。
三豊市スポーツ振興審議会
夏休みの宿題も追い込みに入り、中学2年生の息子にパソコンを占有され近寄れませんでした(高1の娘もいます)。
ちょっと間が空きましたが、できるだけ毎日の書き込みを心がけます。
8月25日、三豊市にあるスポーツ施設の現地視察に行きました。
三豊市には、旧7町がそれぞれで整備建設してきた社会教育(生涯学習)関連の体育施設が36箇所あります。現在、各施設の使用料と利用条件がばらばらになっています。それを早急に調整統一することが求められており、そのための現地視察でした。
*体育館 1) 高瀬町総合体育館
2) 高瀬町体育館
3) 豊中町体育館
4) 三野町体育センター
5) 詫間町体育センター
6) 仁尾町体育センター
7) 高瀬B&G海洋センターメインアリーナ
8) 財田B&G海洋センターメインアリーナ
9) 高瀬B&G海洋センタートレーニングルーム
10)財田B&G海洋センタートレーニングルーム
11)豊中町農村環境改善センター多目的ホール
12)山本町農村環境改善センター多目的ホール
*グラウンド 1)山本ふれあい公園
2)山本町河川敷運動公園
3)財田川リバーサイドパーク
4)財田町総合運動公園
5)詫間町水出運動公園
*野球場 1)豊中町サン・スポーツランド
2)仁尾公園野球場
3)詫間町市民運動場
*プール 1)高瀬B&G海洋センター
2)財田B&G海洋センター
*テニス場 1)高瀬町緑ヶ丘テニス場
2)山本ふれあい公園
3)豊中サン・スポーツランド
4)詫間町運動公園
5)詫間町水出運動場
6)仁尾公園
7)財田町総合運動公園
8)高瀬B&G海洋センター
*武道場 1)豊中町体育館
2)高瀬町武道館
3)詫間町武道館
4)詫間町弓道場
*ゲートボール場 1)山本ふれあい公園
*サッカー場 1)高瀬町緑ヶ丘サッカー場
三豊市民の皆さんの健康維持と増進のために、利用しやすい条件を整えようとしています。
この作業の先には、行政改革の具体的方策の一つである、「公共施設などの適正配置の検証」の対象となることも考えられます。
施設の場所と役割や、分かりやすい名称への変更と、建設年や利用状況などを検討した上での、整理統合の議論も始まると思います。
三豊市教育協議会
8月21日(月曜日)、三豊市内の小中学校(小学校25校・中学校8校)の校長先生による活動報告と協議が行われ、教育民生常任委員長として、議長とともに出席しました。
続く22日(火曜日)は、市内の幼稚園(20園)と保育所(10所)の園長・所長先生による協議会が行われ出席しました。
協議会にあたり、挨拶をさせていただきました。
本日は、三豊市教育協議会の開催おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
園長先生・所長先生の皆様には、常日頃から三豊市の乳児・幼児の保育ならびに教育にご尽力いただいておりますことに感謝するとともに、御礼申し上げます。
本日の協議として、ご案内によりますと 「本年度の特色ある保育活動」を発表課題として、
松崎幼稚園の西山園長先生 と 須田保育所の滝岡所長先生 の活動報告がなされるとお聞きしています。昨日の小中学校の協議会に引き続き、充実した協議がされることをご期待申しあげます。
先般、教育民生常任委員会視察研修で「食育」の研修に行ってまいりました。そこでは教育機関だけではなく地域全体の取り組みなくしては推進できないことの確認と、「食育基本法」の前文の「食育を、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるべきものと位置づける」に事の重要さを痛感しました。昨日と一昨日の、高校野球の決勝戦などは、体力と気力の大切なことを思い知らされたものでした。今、求められている順番は、もしかすると「食育」「体育」「徳育」「知育」なのではないのかと、勝手に思ったりしています。
最後になりましたが、この協議会が、三豊市の子どもたちの健やかなる成長と先生方の益々のご活躍の一助となりますことを期待するとともに、私自身三豊市の教育への支援を惜しまないことをお誓いし、挨拶と致します。
子どもは低年齢であればあるほどに、肌のぬくもりの伝わる保育と教育が何よりも重要なことであることの再確認をさせていただきました。園児数が300人を越える豊中幼稚園は、大規模園としての運営モデル園の試みが早急に必要だと感じました。この取り組みについては、市長、教育長にも要請してゆく決意です。
昨日の、小中学校の教育協議会同様、実のある協議会となりました。先生方、これからも三豊市の子どもたちをどうぞよろしくお願い申しあげます。
常任委員会視察研修報告パート2
今回は、教育民生常任委員会の視察研修のもう一つのテーマである、熊本県芦北地域振興局の「子どもの食育ネットワーク事業」の取り組みについての報告をします。
大分県日田市に引き続き、熊本水俣保健所において、県芦北地域振興局から保健福祉環境部・農林部・芦北教育事務所の3部局11名の出席をいただき、「子どもの食育パートナーシップ事業」の視察研修を実施した。
事業主体の熊本県芦北地域振興局は、県南部の水俣・芦北地域を管内とし、人口55.000人、面積430平方キロメートルの農林水産物に恵まれた地域であり、水俣病を教訓とした環境学習や自然体験型学習など、地域資源を活かした観光振興にも力を注いでいる。
当局では、昨年の食育基本法制定に先立つこと2年前の平成15年、生活習慣病やBSE問題、食品の偽装表示など食環境のあり方が騒がしい中、これまで保健・農林・教育それぞれの部局で独自に進められていた事業を連携する取り組みを始めた。それが「子どもの食育パートナーシップ事業」である。
それまでは、
*保健部局の健康増進のための食育事業
*農林部局の地産地消の推進
*教育部局の食に関する教育
などが進められていたが、縦割り事業の見直しにあわせ、問題点の洗い出しがされた。
”子どもの生活習慣病、こころの健康”(健康づくり)
”食の安心安全、食文化の継承”(環境整備)
”学校、家庭、地域の役割”(学校、家庭、地域の連携)
などであった。これらに対する必要な対策を共有することから始められた。
本事業推進に当たって、「最終目標」を子どもたちの目指す姿として「ふるさとを愛し誇りに思う子ども 自然に親しみ思いやりのある子ども」とし、到達のための段階目標として「健康目標」と「食生活目標」を定めた。
「健康目標」:<子どもがこころも身体も健康である> 適正体重である・子どもの健康に不安を感じていない・すぐ怒ったりいらいらしたりしない・喜んで通園通学する・朝すっきりした気分でいる
「食生活目標」:<望ましい食習慣の確立> 朝食を毎日食べる・偏食が少ない・よく噛んで食べる・1日1回は家族そろって食事をする・素材の味をいかした(薄味)料理を好む・郷土料理を好む
これらの計画目標に向け、平成15年から19年度までの5年間「家庭や地域によるサポート」「子ども自身に身に付けたい能力」「食環境の整備」の取り組むべき3本柱の充実・実践を行っている。
主食と一汁二菜の4つのお皿ランチョンマット・食育劇・健康づくり応援店・きょうのうんちは○○うんち・食の名人・学校給食への地元野菜導入・地元農家での体験学習・教科と関連づけた食育の授業 などは、ほんの一部である。
多くの人々や団体、機関の多様な形のパートナーシップで、子どもたちの食生活改善の取り組みがなされていることを強く感じた。
研修の最後に教育事務所の担当の方からの言葉が印象的であった。保護者への啓発には限界がある。すべての教科で「食育」は可能であり、子どもから大人へのバトンリレーが地域全体への啓発となる。更に、食育基本法の「食育を、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるべきものと位置づける」は、本事業の重要性を際立たせた。
以上で、三豊市議会教育民生常任委員会の視察研修報告を終わります。
常任委員会視察研修報告パート1
8月1日(火)~3日(木)の三日間、大分県日田市と熊本県水俣市で、教育民生常任委員会の委員会視察研修を実施しました。今日はパート1として、大分県日田市(バイオマス資源化センター)「バイオマス構想」についての報告をします。
大分県日田市は、メタン醗酵発電施設の現地研修で、当地より議会事務局の長嶋次長と市民部の山手主任の出席をいただき、事業の説明解説と質疑応答ならびに施設見学を行った。
日田市は、人口74.000人、面積666k平方m、8割を林野部が占め、そのため家畜排泄物や木質バイオマスなど、質・量ともに豊富なバイオマス資源があるため、これらの総合的な利活用を図るために、「日田市バイオマスタウン構想」が立てられ、メタン醗酵発電プラントと木質バイオ発電プラントが計画された。
今回視察した「日田市バイオマス資源化センター」は、家畜排泄物を中心とした、生ゴミと豚糞尿・農集排汚泥の資源化施設であり、メタン醗酵発電プラントである。
施設名称:日田市バイオマス資源化センター
事業主体:日田市
運営主体:日田市
処理方式:中温湿式メタン醗酵
主な処理物:生ゴミ24t、豚糞尿50t、農集排汚泥6t
処理能力:80t/日
発電能力:340kW
敷地面積:15.452平方m
竣工:平成18年3月
総事業費:950.000千円
財源:国50%、県5%、その他合併特例債等
職員等数:市職員3名、運転管理委託先作業員3名
年間管理費:約50.000千円
「日田市バイオマス資源化センター」の整備は、次の三つを目的として計画された。 1)地球温暖化及び化石資源枯渇問題 2)ゴミ焼却問題 3)畜産環境問題 である。
1)は、新エネルギーの導入と市民啓発である。地球規模の自然環境保全とエネルギー問題に対する意識の向上を促すための象徴的施設としている。
2)は、ゴミ処理コストの削減と環境問題である。集められたゴミの3分の2以上が焼却されているが、焼却場の維持管理費(年/340.000千円)の低減と、炉及び埋め立て処分場の延命のため。それと、焼却処理による地球温暖化やダイオキシンの発生の問題を考えたためである。
日田市における家庭系可燃ごみ(約28.000t)の中で、生ゴミは53%を占めている。これに着目し生ゴミの削減と資源化を事業化したのである。生ゴミを電気と堆肥・液肥に再資源化することで、可燃ごみは半分以下となり、なおかつ、廃プラを石炭代替エネルギー(RPF)に固形燃料化することにより、最小限の焼却処理量(7トン/日)に削減する。生ゴミと他可燃ごみの分別は、市民の高い環境問題意識なくしては成立しない。
3)は、家畜排泄物法の施行の影響が大きい。日田市の農業算出額は130億円で、その半分が畜産業である。平成11年の家畜排泄物法の施行に伴い、糞尿の適正処理のために堆肥センターが建設されたが、香気醗酵は臭いため、メタン醗酵資源化施設の必要性が強く求められてきた。
当施設は、本年4月1日の稼動であるために効果の検証はこれからである。しかしながら、あらゆる種類の家庭ごみの中でも、いまだに有効な再資源化と低減の方策が見えていないのが生ゴミであった。可燃ごみとされていた生ゴミを再資源化することで、三豊観音寺クリーンセンターの焼却量が低減され、また、新設計画中の新クリーンセンターが100億円であるとの比較において、10億円の投資ならば、三豊市のゴミ政策のビジョンが描けるとの思いを強くした。
次回は、熊本県水俣市(芦北地域振興局 水俣保健所)における、「子どもの食育ネットワーク事業」についての報告します。
鳥取自立塾
遅くなりましたが、8月4日・5日の2日間行ってまいりました、鳥取自立塾の報告をします。
今年で3回目となった今回の講師は、主催県の片山知事をはじめ、前全国知事会会長・前岐阜県知事であった梶原拓氏や、首長として千葉県の福島我孫子市長、佐賀県の横尾多久市長、北海道の中島恵庭市長、滋賀県の山田守山市長など、独自の地域づくりに果敢に挑んでいる方々でした。また、地域や行政の現場から、認知症介護施設の吉野立氏、鳥取県立図書館長の野川聡氏の講座も設けられ地域に立った取り組みの講演がされました。
それぞれ7つの分科会に別れ講演が行われ、私は、横尾市長の分科会に参加しました。
テーマは、「地域資源を活かした創造するまちづくり~”温故創新”で未来を拓く~」でした。7つの町が寄り合ってできたばかりの三豊市には、私も含め市民自らが自分たちのまちにあるすばらしいものを知り、活かすことから始めなくてはならないと考えているからです。
横尾俊彦。現在50歳。松下政経塾の第1期生。佐賀県などでムラおこし仕掛け役の活動をする。平成9年、佐賀県多久市長当選(現在3期目)。
多久市には、現存する最も壮麗な「孔子廟」があります。儒教の祖である孔子を祀るために、1708年に多久四代領主多久茂文によって創建されたそうです。足元にあった資源を活かし「孔子の里」づくりを始めたのです。矢を未来に飛ばすには、弓を後ろに(歴史)に引かないと飛ばない、という考えのもと「ふるきを たずね あたらしきを つくる」という視点と発想で、先人たちの志を学ぶことでした。今では幼稚園児・保育園児が論語カルタで遊んでいます。記憶力では大人は足元にも及びません。「住みたい美しいまち 多久」のビジョンに向け子どもの教育で大きな威力を発揮しています。
他に比類ない地域資源を見事にまちづくりに活かし、「市長はCEO」という認識のもと、日々、地域の自立と再生に向け行財政改革に取り組まれています。
情熱と信念の伝わる引き込まれるようなお話でした。
地方分権といわれながら、当の私たちが足元を見ず地域資源を知らず、自立すら中央から学ばなければならない状態では、自立など出来ようはずがないのは確かな事です。
そんなことを思わせていただいた感動の二日間でした。
今、三豊市の大きな事業として取り組まれている「宗吉瓦窯跡」は、やり方によっては面白くなるのではないでしょうか。焼き物屋としては気になっているところです。
帰ってきました。
三豊市議会教育民生常任委員会の視察研修と、鳥取自立塾への参加で過ごした一週間でした。
昨夕、鳥取県から帰り身の回りの整理も手付かずのまま、「特別養護老人ホーム・とよなか荘」の夕涼み会へ出向きました。老人介護は高齢者のためにあるのですが、この現場を支えているのは若者たちであることを毎年のことですが気づかされます。彼等・彼女等にとっての「とよなか荘」は、若さの可能性を試す場であり、生きる空間そのものであると感じます。本当にご苦労様です。
施設利用者の皆さんの心のやすらぎは、見守り支える職員の皆さんの職場環境の充足感があってこそ成り立つものであるといえます。その意味で、施設経営に携わる人たちの信念と理念は揺るぎがあってはなりません。
高齢者介護福祉の問題だけではなく、すべての行政施策・公共サービスは常に「何の目的のためにあるのか?」を問い続ける積み重ねなのだろうと考えています。
鳥取自立塾では、地方自治の本質を見据えたマネージメントを実践されている首長さんたちのお話でした。気づかない間に忘れかけていた思いの数々が甦ってきました。詳しくは後日お伝えします。
今朝、6:00からの豊中町内一斉清掃から帰ってきたところで、とりあえずの「帰ってきました。」のご挨拶でした。
8月の第1週
8月1日から3日まで九州へ、教育民生常任委員会の視察研修に行きました。
生活ゴミの多くを占める生ゴミの再資源化をテーマとした、「大分県日田市のバイオマスエネルギープラント」と、こどもの食事をテーマとした教育に取り組む「熊本県芦北地域振興局の食育」についての視察を行いました。
昨日の夜遅くに帰宅し、今取り急ぎディスプレイに向かっています。
今日4日は早朝から、二日間の日程で「鳥取自立塾」への参加のために出発します。鳥取県の片山知事の肝いりで立ち上げられた行事で、今年で3回を数えます。地方の自立を考える、政治・行政に係わっていたり興味のある人たちの勉強会で、私も初回からの参加です。毎年のことですが、前向きな人たちの集まりは、そこに参加するだけで明日への活力の源となります。
委員会研修と合わせ、帰りましたら報告させていただきます。
また、視察研修中にいただいている数々のコメント、ありがとうございます。これについても私自身の考えの整理も含め、お伝えしなければと思っています。
では、行ってまいります。
7月31日の全員協議会
先日来新聞紙上でお騒がせしていました、三豊市の7月1日付の人事について、横山市長より説明がありました。
今回の内示の変更をしたことについて、合併協議会の合意事項に対しての市職員との捕らえ方の違い(思っていたよりも抵抗が強かった)と、行財政改革への取り組みの中での過渡的一時的なことであると言うことでした。来年4月の人事異動を抜本的(本格的)に行うにあたっての暫定的な措置であるということです。
すでに”わたり”はしないと決め、”評価制”(レポートの提出)の導入を実施し、評価される側だけではなく、評価する側(部長)にも覚悟を迫るものとなりつつあるということでした。
7月の人事移動の必要性については、半年が過ぎ、600万円を越える残業手当が本庁の偏った部課で発生しているといった状況と、行革対策・コミュニティーバス・ゴミ0作戦・土地対策などのプロジェクトにより、支所から人材を本庁に登用しなければならない状況があったということでした。
行財政改革は、職員の皆さんにとっては、矛盾と不条理の連続になるだろうということです。先輩が後輩に抜かれたからといって、どくれたり・すねたりするよりも、「やる気で抜き替えさんかい!」と言うことです。5年間で自然減として157名の退職者が発生しますが、三豊市の適正職員数は250人減の550~600人であるといいます。働かない・意欲がない・意思がない、このような職員は三豊市行政から退場していただくという危機感が求められるということです。職員の皆さんには、身分保障はされているとしても、解雇がないなどと思っていてもらっては困るということでした。
今、旧7町間の給料格差を調査中であるとのことです。やる気のある、力のある職員の皆さんには真の行政マンとしての仕事の環境が少しずつですが整いつつあると感じています。
伴に頑張って行こうではありませんか。
全員協議会の説明の報告なのに、またまたくどくなってしまいました。反省しています。
最後になりましたが、香川西高校の甲子園出場おめでとうございます。三豊市の合併を祝うかのような、なんとタイムリーな出来事でしょうか。三豊市は必ず良くなる、そんな期待感で一杯です。待っているだけでは何も変わりません。練習の積み重ねで自分が変わることしか道はないのでしょうね。香川西校の皆さんありかとうございます。頑張りましょう。