平成18年3月31日現在の、三豊市水道事業会計の企業債残高は68億円弱となっています。
その旧町ごとの内訳は、大雑把にあらわしますと
高瀬町 8.5億円
山本町 14.0億円
三野町 5.0億円
豊中町 1.4億円
詫間町 26.0億円
仁尾町 5.0億円
財田町 4.4億円(簡易水道事業特別会計から振り替え)
そして、三豊市になって2.2億円となっています。
この各町の金額の比較で、地理的地形的条件の差がハッキリしています。庄内半島や粟島・志志島を抱えていることによる詫間町や、居住地が広く三方に遠く伸びる山本町などは、かなりの負担であったと言うことです。
三豊市水道局では、中長期の事業計画を作成中です。三豊市として大きな捉え方となるでしょうが、その中にあっても細部にわたる地域の特性を反映した計画が求められると思います。
だいぶ前でしたが、水道料金の未収額と欠損金についてのお問い合わせがありました。
ようやく決算として出てきましたので、お知らせしたいと思います。
三豊市水道事業の売り上げに当たるものが約20億円です。
平成17年度欠損額は23万円で、累積未収額は4千万円となっています。
欠損額の多くは、倒産企業や契約者不明などによるものです。
民法では二年で時効となっていますが、三豊市水道局の方針として、法上の手続きのないもので支払い能力のある契約者には、支払っていただくまでいつまでも回収に行くこととしています。
ちなみに、売り上げ20億円に対する未収額4千万円の率は、2パーセントとなっています。この数字の評価はさまざまだと思います。
今日現在も二人の職員が回収に靴底を減らしています。