NPO法人青空クラブが運営する、桑山放課後児童クラブと本山放課後児童クラブの合同保護者説明会が、3月10日(日)に開催されました。
早朝から約1時間、日頃子どもたちが使用しているそれぞれの施設の清掃を行った後の開催でしたが、忙しい中にも関わらず、たくさんの保護者の皆さんの参加をいただきました。
毎年行っている、次年度に向けての保育指導方針などについての説明会ですが、今回は、NPO法人発足して初めての通年運営してきた実績を踏まえての開催でした。
理事長として、青空クラブの運営と保育の考え方をお話させていただきました。
「三豊市には、市の設置する放課後児童クラブが22ヵ所あります。
その内5ヵ所が民間によって運営されています。
青空クラブは桑山と本山の2ヶ所を、市から事業委託され運営しています。
市の直営を選ばずに、なぜ民営の道を進んできたのかは、保護者の皆さんの意見や要望と子どもたちの実態に即した速やかな対応を、市にいちいち相談しなくても、自らの判断で改善することができるからです。
これこそが、子どもと保護者の皆さんに対する、信頼と安心を提供することであると信じているからです。
来年度の青空クラブの保育方針は、体力と学力がともに伸びる保育を実践したいと考えています。
子どもたちに進路選択の可能性が大きい生き方をして欲しいと願うからです。
体力がなければ、目指す目標を実現するまでに力尽きるかも知れません。
また、学力がなければ、自分らく生きるための選択の幅を小さくするかも知れません。
子どもたちには、自分の責任と力で、自らの道を切り開いていく力を身につけて欲しいのです。
すべては、保護者の皆さんの運営に対するご理解とご協力なくしては、成果をあげられるものではありません。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。」
保護者、先生、指導員など、子どもたちに関わるすべての大人の、見守る力にかかっているのだと思っています。