「合歓の会」 始まる

初めての「合歓の会」が10月22日(日)、三野保健センターで持たれました。
この会は、三豊市に住む障害のある人たちによる自主的な交流と機能回復訓練の場を目的に作られました。
本年施行された障害者自立支援法によって、大きく変わった彼等を取り巻く環境に対し、自らのために自らの手で新たな障害者環境を獲得するために、自らが立ち上がって始めた会です。
これまでは、障害者をその障害の種類によって「身体」「知的」「精神」の3つに区分けし、それぞれに障害者福祉サービスが制度化されていました。障害者自立支援法によってその垣根が取り払われ、障害者は皆同じ制度の中に組み込まれたのです。
これまでは、ともすると障害者を社会から遠ざけようといった方向にあったため、保護する制度が求められていました。
これからの目ざす制度は、障害の区分さえ取り払い、障害者皆が何らかの形で地域で安心して暮らせる社会を実現するためのものです。
引きこもり、閉じこもりになりがちな障害者の皆さんが、何とか表に出てきてくれるような、参加しやすい場を提供するために、同じ障害者の有志の皆さんのが計画したのです。
この日のために、三野保健センターの利用許可のために何かとお世話いただいた 三豊市の”三野支所” ”障害福祉課” そして ”保健課” の職員の皆さんには本当にありがとうございました。
自らが障害を持っていながら頑張ってきた、土井さん 真鍋さん 本当にお疲れ様でした。
次回の11月12日と11月26日と、すでに予定が決まっています。
三豊市に住む障害を持つすべての皆さん、試しに出てきてみませんか?
きっと、今までに見たことのない風景が目に飛び込んでくるでしょう。
私もできる限り覗いてみたいと思っています。
お待ちしています。