祭(まつり)漬の週末でした。
10月6日(土)と7日(日)の2日間、私の住む地域の氏神さんの秋の大祭が行われ、五穀豊穣と商売繁盛、家内安全と健康を感謝するとともに祈念する神事が、厳かに営まれました。
これにあわせ、3台の太鼓台(ちょうさ)が勇壮に奉納されました。
本祭の7日の夜は、豊中地域の太鼓台15台が大型商業施設である 『ゆめタウン三豊』 に結集し、 「とよなか秋のまつり」 が開催されました。
8回目となるこのまつりは、ここに開催場所を移して3回目となります。
回を重ねるごとに、三豊市内はもとより県内外にも広く知られるようになったようで、これまでの最高の人出となり、三豊市を代表する “まつり” に成長しました。
このような現実にあり、神事としての “祭” の太鼓台奉納と、イベントとしての “まつり” のあり方を問い直す時期に来ていると感じています。
“まつり” への参加にはやる余り、本来の太鼓台の目的である神事を軽く扱っているのではないかと、誤解を与えかねない情況が見えてきたからです。
誰もが自らの置かれた立場や役割を、懸命に務めようとしています。
この努力を無にすることなく、さらなる発展の力に転化しなければなりません。
継続とは変化です。
“祭” と “まつり” のために 「とよなか秋のまつり」 は、形を変え、姿を変え、まちづくりの象徴として末永く継続できるよう変化し、進化し続けなくてはなりません。
“祭” と “まつり” 関係者の皆さんご苦労様でした。
次の段階へ歩みを進めて行きましょう。