24年6月定例会 一般質問報告・1

先週一週間は、梅雨真っ只中の晴れ間のない雨続きでした。
今日は朝から最高の天候で、久しぶりに外での仕事がはかどりそうです。
平成24年6月定例会で行った、私の一般質問2件の報告をします。
今回は、1件目の 「被災時における受援体制について」 です。
【質問】
東日本大震災をきっかけとして、大規模自然災害の危機管理に対する備えが、全国的な重要課題となっている。
様々な備えが求められる中でも、ただちに取り組もうとすればできることの一つに、支援の受け方を整えること、すなわち、受援体制を整え受援力をつけることがある。
市の危機管理計画の基本となる “市地域防災計画” が、国、県との連携で作成され検討が重ねられる中に、ボランティアの受入計画として、社会福祉協議会に対する実務的な期待の大きいことが示されている。
現時点での危機管理計画の基本となる地域防災計画と、受援体制の受援力の要となる社会福祉協議会との連携と役割の協議の状況と、覚書締結の考えを問う。
【答弁】
市地域防災計画は、東日本大震災の教訓を生かした見直しが急務となっており、今後国の防災基本計画及び県の地域防災計画の見直しを踏まえ、修整内容を検討し反映させる。
甚大な災害が発生した中での全国的な流れとしても、市社会福祉協議会の役割の一つに、災害ボランティアセンターの設置、運営が期待されている。
必要に応じて災害ボランティアセンターの設置を行い、市社会福祉協議会が運営することとし、市として施設整備等の提供と資材の支援を行うこととしている。
現在の市地域防災計画の中では、市社会福祉協議会及びボランティアセンターが活動することとなっているが、県社会福祉協議会との連携の中で迅速に対応できるような、社会福祉協議会職員の組織体制や関係機関との連携体制について具体的な記載がなされていない。
今回の市地域防災計画の見直しにあたって、市社会福祉協議会の役割の明確化など、連携の意識付けという意味からも覚書締結に取り組む。
次回は、2件目の報告をします。