ゴールデンウイークは終盤を迎えています。
5月5日(土)のこどもの日は、初夏を思わせる汗ばむ程の好天でした。
例年のことながらこの時期から、稲の作付けが本番を迎えます。
毎年秋に皇居宮中で行われる新嘗祭に献納される米を、今年の香川県からは、三豊市豊中町比地大の農家の田で、栽培することとなっています。
三豊市では、平成14年に旧財田町で献穀田が設置されて以来、10年ぶりのことであることから、市では、稲作文化伝承事業実行委員会を設置して、農耕文化の伝承と地域農業の振興とともに、子どもの農業体験の場ととらえ、支援体制をとっています。
この日は午後1:00から、新嘗祭献穀田播種式が行われ、種モミが手蒔きされました。
今後、今日の播種式に続いて、6月3日(日)には田植え式、9月9日(日)は抜種式(稲刈り)が行われ、10月下旬に献納式の予定となっています。
献穀田に選ばれることは、市にとって光栄なことであり、献穀者にとっても名誉なことです。
献穀者と家族・親族、実行委員会ともども、支援・協力し合って立派なお米が収穫できることを願っています。