前回に引き続き、3月定例会の一般質問報告をします。
2件目の 「学校図書館について」 です。
【質問】
学校図書館法では、学校図書館を学校教育において欠くことのできない基礎的な設備で、児童または生徒及び教員の利用を供することによって、学校教育課程の展開に寄与するとしている。
機能として、児童生徒の利用だけでなく、教員のサポート機能や、いつも開いている図書館、必ず誰かいる図書館を実現し、心の居場所となる学校図書館づくりが求められている。
平成24年度から、学校図書館関係の地方財政措置が、文部科学省と総務省の間で決まり、学校図書館図書整備5ヵ年計画として予算措置される。
学校図書館の役割と機能充実のために、次の点について質問する。
・学校図書館司書及び指導員の配置状況
・平成24年度に、文部科学省学校図書館司書配置のための措置で、人に対して初めて予算措置されると聞くが、事業計画は
・学校の統廃合の検討が進められる中で、校舎新築・改築計画時点からの、利用しやすく親しみやすい学校図書館施設整備と学校図書館司書及び専任指導員の配置の考え
【答弁】
三豊市では32校中、学校図書館法に該当する学校を含む25校に、司書教諭としての資格を有する教諭を配置している。
また、司書及び司書資格を有する職員は、図書館法の規定もあり、市内の学校図書館には配置されていない。
文部科学省の、平成24年の度学校図書館整備としての地方財政措置は、学校図書館図書5ヵ年整備計画の継続、新聞配備、学校図書館担当職員の人的な配置となっており、現時点では詳細が分からない。
もう少し内容が分かり次第、司書の配置等について財政関係課と協議し、ぜひ配置したい。
学校図書館の充実は、学校の教育環境改善の為の、最も根源的な取り組みであると信じています。
なぜなら、学校の中に子どもたちの(心の)居場所ができると共に、先生への教育支援ができることによって、更に充実した授業が実現すると考えるからです。