若き経営者たちは、混迷の経済環境の中で生き抜くために、必死の経営に挑戦しています。
中小・零細企業などの経営者たち約1,500名の会員を有する、香川県中小企業家同友会の勉強会が、2月18日(土)にありました。
31歳の青年実業家(もっと泥臭いのですが、ほかに表現の言葉が見つかりません)の講演を聴く機会に恵まれ、久しぶりに気持ちが奮い立っています。
(株)イベント21 代表取締役社長 中野愛一郎氏 の、 「『かっこいい会社』を作りたい。~夢を叶える為に、仲間たちと共に社会に貢献し続ける~」 を演題として、まったく儲からなかったイベント企画会社を、父親の死で26歳で引継ぎ、儲かる企業体質へ変えてきた6年間の奮闘のお話でした。
経営を引き継いだ後、短期間に経常利益を前年比1750%増にしたり、第二創業経営として作り上げた、新規顧客獲得の手段のweb戦略など、ドラマ以上の事実に身が乗り出していました。
今では、 『まつり レンタル』 のキーワードで、トップアクセス数を堅持しています。
必死の経営の日々の積み重ねの中で、 “会社が強くなればなるほど社会貢献できること” に気付くことで、経営理念の重要さを知ります。
これから、 “愛されて、楽しくて、みんながハッピーになれる、かっこいい会社へ” を掲げて、世界に羽ばたこうとしています。
中野さんのこれまでの実績は、結果としてすべてが段階を経て順序だてられているように見えます。
きっと、どんな難問題も物事の本質から考える能力を持っているのでしょう。
それは、彼が、何の目的もなく世界を放浪してときに、ますます磨きがかかったのだろうと思うのです。
私も、まだまだ負けてはいられません。
中野さんのお話の中に出てきた、京セラの稲盛一夫さんに指南を請うことにします。
本質を見つめ続ける中から生まれた、稲盛さんの言葉に出会うために、早速webで 『稲盛語録』 を検索しています。
「バカな奴は単純なことを複雑に考える、普通の奴は複雑はことを複雑に考える、賢い奴は複雑なことを単純に考える」
なんと!痛快な言葉ではありませんか。