地域福祉活動 【防災講演会】

社会福祉法人 三豊市社会福祉協議会は、三豊市の合併前の7町ごとに地域福祉活動計画を持っています。
高瀬地区のキャッチコピーは 「みどり・笑顔・ふれあいのまち」
山本地区は 「笑顔で支え合う まち 山本」
三野地区 「ず~っと 住みたいネ! mino」
豊中地区 「笑顔とパワーのみなぎる町」
詫間地区 「夢・自然・あったか詫間」
仁尾地区 「太陽の町 にお」
財田地区 「あい・LOVEたからだ」
いづれも、地域福祉活動計画策定委員会によって練り上げられたものです。
この活動計画を推進するために、それぞれの地区で実行委員会が設置され、地域独自の取り組みを行っています。
豊中地区地域福祉活動計画実行委員会は、誰もが気軽の参加できる “芋炊きウオーキング” を企画し、これまで2回開催してきました。
今回初めての試みで、講演会を開催しました。
【生きるための 防災講演会 Part1 「意識」】 と題して、3月12日(日) 三豊市市民交流センターで、石巻市社会福祉協議会から事務局長の大槻氏と災害復興支援対策課の阿部氏を講師にお招きして行われました。
東日本大震災の惨状の真っ只中で体験した、何物にも代えがたい貴重な教訓の数々を、私たちに伝えてくれました。
社会福祉協議会が対応できる事業として、 『大規模災害に備えて』 の重要なポイントがいくつかあげられました。
①大規模災害時に対応する覚書の締結
②災害対策要綱の整備 (行動指針含む)
③災害ボランティアセンター設置要綱の整備
④災害ボランティアセンター設置訓練の実施
⑤災害ボランティアフォーラムの開催
⑥情報収集用無線機の設置
⑦災害ボランティアセンター設置場所の確保
行政と市民・地域をつなぐ役割として、社会福祉協議会の存在の重要さを再認識することができました。
最大300人を収容可能な会場はほぼ満席で、大自然災害に対する防災意識の高さを目の当たりにすることができました。
遠路はるばるおいでくださったお二人の体験を、イザの場面で活かされるように、 『大規模災害に備えて』 事前準備の数々の項目とあわせ、私たち一人ひとりの 「意識」 を高めていかなくてはならないことを強く感じました。