前回に続いて、9月定例会の一般質問報告をします。
今回は、2件目の 「児童館の活動について」 です。
【質問】
三豊市児童館条例に定める児童館は4館ある。
いずれも児童館と呼ばれているが、二つの部・課の所管に2館づつ分かれて運営されている。
同じ児童館という名称でありながら、館によって利用料や参加料に要・不要の差異があるのは、利用する子どもたちに要らぬ誤解与えているのではないか。
また、次世代育成行動計画に位置づけられた児童館は、一人の子どもの成長を誕生前から高校まで、一貫して見守る役割を担えるのではないかと考える。
施設の役割を再確認して、それぞれの施設の違いを市民にもっと分かりやすくするために、名称の変更をしてはどうか。
4つの児童館の現状と、今後の運営改善及び名称変更の考えを問う。
【答弁】
児童館は、児童福祉法第40条に基づく児童福祉厚生施設として、18歳未満のすべての子どもを対象に、健全な遊びを与えて、その健康を増進し、情操を豊かにすることを目的とした施設だ。
市民部人権課所管が2館、健康福祉部子育て支援課所管が2館となっている。
それぞれの館の役割によって、年間を通してそれぞれの活動を行っている。
利用料や参加料は、材料費の実費負担としている。
今年度料金統一を行うよう指導しているが、再度調査する。
名称の変更についての提案は、施設の成り立ちが異なるというものの、同じ児童福祉法の趣旨に基づいていることもあり、すぐの対応は難しいが、今後検討していきたい。
子どもたちが成長する過程で、様々な問題にぶち当たり躓き悩むことがあるでしょう。
そんな時、児童館が 「そこに行けば必ずいつものおばちゃんやお姉ちゃんがいて、話を聞いてくれる。」 場所になれればどんなに救われるだろうと思います。
一般質問報告を終わります。