園児数が300名に近い三豊市立豊中幼稚園の運動会が、10月1日(土)に開催されました。
公立幼稚園としては稀な大規模幼稚園の運動会は、活気と熱気に満ち溢れていました。
幼稚園の適正規模について様々な意見が聞こえてきますが、私は、教育に規模によって生じる悪影響があるなどということがあってはならないと考えていますし、あるはずがないとも思っています。
すべては指導者である大人、すなわち先生方の精神と組織のあり方、そして保護者の協力があれば、必ず実現できると思っているからです。
子どもは、大人の心の有り様のままに柔軟に変化し、対応して成長ていくものです。
先生方には、幼児教育者となることを志した若き日のみずみずしい感性を、いつまでも保ち続けて欲しいと願っています。
そのような心の有り様こそが、子どもたちが先生方の願う理想の人に、育つことにつながって行くのだと思います。
なにより、三豊市が幼児教育の重要性を再認識し、規模に相応しい経営組織とし、教育環境を整えることが先決です。
子どもを育てて教育するとは、園長一人の力だけで担えるような簡単なものではありません。
大規模による集団教育には、 『チーム豊中幼稚園』 としてのそれに相応しい大人の側の経営組織が当然にして必要なのです。
よく言われる言葉ですが、
「子どもは大人の社会を映す鏡」
です。
先生方の子どもたちに対する愛情や教育に対する情熱が、三豊市の子どもたちの人格形成の根幹を成すのだと、その可能性を確かに感じることのできた、 『チーム豊中幼稚園』 を感じる最高の運動会でした。
終わりになりますが、PTA会長を中心として運動会の運営に協力していた保護者の皆さんには感心しました。
皆さんの活躍の一つ一つが豊中幼稚園を、元気一杯の組織を支えていくのだと、希望が膨らんでいます。
豊中幼稚園は、まちがいなく三豊市のリーディング幼稚園になります。