菜種を“とおみ”で選別

三豊菜の花プロジェクトで取り組んでいる菜の花栽培は、6月中旬から7月頭にかけて刈り取りを終え、乾燥作業を経て、現在“とおみ”による選別作業を行っています。
昔ながらの手回しの木製農機具です。
菜種の標準的な収穫量は、1a当たり200kgで、搾油でとれる菜種油は25%に当たる50ℓです。
このことから、今年の収穫目標は、栽培地1haに対して、収穫2tで、搾油500ℓとしていました。
しかしながら、例年のことですが、栽培地の管理の問題や、長雨にもたたられてリースの汎用コンバインの日程調整が難しく、収穫の適時を逸したために、思うほどの実績とはならないようです。
本日の作業状況から、目標の半分程度にとどまりそうです。
これも例年のことなのですが、最適時刈り取りのためには、自前の汎用コンバインを取得することが欠かせないことに、また思い悩んでいます。
耕作放棄地や休耕田を農地として保全することや、食料自給率向上で安心安全な食糧確保には、より少ない労力と経費で取り組める、菜の花栽培が最適だと現状考えています。
「自前の汎用コンバインを買うための資金をどのように募るのかが、目前の大問題だ」
などと考えながら、昔ながらの古びた手回しの木製“とおみ”のハンドルを汗だくになりながら回しています。
キコ キコ キコ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
ブン ブン ブン ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ザザザザザザ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コト !?