全協 (まちづくり問題調査特別委員会報告)

6月3日(金)に開かれた三豊市議会議員が全員参加する全協で、これまで 『まちづくり問題調査特別委員会』 で協議されてきた2件について、現状の説明と報告がありました。
「教育施設の統廃合」 については、3月29日に 『三豊市立学校適正規模・適正配置検討委員会』 から教育委員会に出された答申に対して、教育委員会において2ヶ月近くを費やし検討を重ねた結果作成された、 「三豊市立学校再編整備基本方針」 について、意見を求めるものでした。
基本方針は、概ね答申に添った内容となっていますが、学校再編整備計画については、何カ所かの校区の実施時期前倒しが示されています。
初期(前期)10年間の計画で、7校区の内4校区について答申よりも1年度早期(H23年度から)に着手するとの計画になっています。
【詫間校区】
① 詫間、箱浦、大浜小学校については、平成23年度より協議を始め、平成25年度までに詫間小学校への統合を目指す。
② 詫間校区の幼稚園も小学校と同様計画で統合を目指す。
【仁尾校区】
③ 仁尾、曽保小学校についても、詫間校区と同様計画で仁尾小学校への統合を目指す。
④ 仁尾校区の幼稚園も、小学校と同様計画で平石幼稚園への統合を目指す。
【山本校区】
⑤ 辻、河内、大野、神田小学校については、平成23年度より協議を始め、新設小学校として早期開校を目指す。
⑥ 山本校区の幼稚園も、小学校と同様計画で、新設幼稚園として早期開園を目指す。
【財田校区】
⑦ 財田上、財田中小学校についても、山本校区と同様計画で、新設小学校として早期開校を目指す。
その他の3校区は答申を基本としています。
次に、 「給食センターの再編整備」 については、2010年(H22年)3月2日付けのこの場 “もう一つの『答申』が出されました” でお知らせした、三豊市学校給食検討委員会から教育委員会に出された答申に対して、教育委員会で約1年間検討を重ねた 「『(仮称)三豊市新学校給食センター』基本構想」 について、全議員の意見を求めるものでした。
示された基本構想は、 「答申」 と全く同様の方向となっています。
施設整備スケジュールは、2か所を同時並行で進め、平成28年4月から使用開始を目指すとしています。
合併してからの三豊市の重要事業である4件(ゴミ処理施、火葬場、教育施設、給食センター)の内の2件が、ようやく議会全体の本格的課題として、議論が始まることとなります。