8月26日(土)、香川県社会福祉総合センターで開かれた香川県教育委員会の生涯学習課主催の「かがわ県民カレッジ 地域活動支援講座 第3回」へ参加しました。
この講座は、3回シリーズで1回に2名の講師の講義が行われ、計6人のそれぞれの地域活動の報告がされました。私の参加できたのは、日程の都合で第1回と3回でしたが、4名の報告者の個性と独創性のある熱のこもった報告でした。
第1回
- 栗林公園ボランティアガイド 那須幹博氏(県庁職員)
栗林公園ボランティアガイドの資格を取得し、英語による外国人との異文化コミュニケーションに活躍。 - 県農業経営課指導員 糸川桂市氏(県庁職員)
さぬきの豊かな自然や風土を保ってきた水田。農業に係わることによる学校や地域で子どもたちと土に親しむボランティア。
第2回 お休みしました。
第3回
- 県歴史博物館学芸員 佐藤竜馬氏(県庁職員)
粟島の達磨窯を調査修復と宇多津町の町並み保存の文化実践活動の中で気づいた、「地域」にとっての「歴史」「文化財」の必要性と、「地域」の果たした役割。 - 香川大学生涯学習教育研究センター助教授 山本珠美氏(女性)
”自己の知識を高めるための生涯学習”から”ともに支えあう地域に参加する生涯学習”へをテーマに、自分の趣味(オペラ)を活かした豊かな地域文化を創造する地域活動。
人生を更に実りあるものとするための四者四様の活動報告でした。
仕事の場以外の自分の時間(特技・趣味)を活かすことで、自らの力を高めるとともに地域活動にもつながる生き方のすばらしさを再認識しました。市民一人ひとりの少し踏み込んだ毎日の行動で地域づくりが始まるということです。
実は、感激することがありました。講師の中のお二人は三豊市に深く関係のある方でした。
県職員の糸川さんは、三豊市の市民で山本町河内在住です。報告の大部分はお子さんの小学校のPTA活動をまとめたものでした。
同じく県職員の佐藤さんは、活動報告が詫間町の粟島であることもさることながら、最愛の奥様が三豊市の職員さんであることが判明。
三豊市の地域づくりのお手本は、足元にあったことを遠くで知ったのでした。