香川県には267の特定非営利活動法人(NPO法人)があり、ここ数年は毎年20から30の法人が増加しています。
NPO法人は、新しい公共サービスの担い手として活躍が期待されていますが、現実は財政と経営状態を運営経営者自身が把握できていない場合が多くあり、せっかく法人格を取得したとしても、目的に相応しい活動に支障をきたすケースがあるといいます。
平成23年3月26日(土)、香川県総務部県民活動・男女共同参画課による、 『NPOマネージメント口座(会計編) “NPO法人の会計基礎講座”』 を、青空クラブの指導員の先生3名と一緒に受講しました。
以前から、NPO法人になったら日常の帳簿の記帳や決算書などの作成が面倒くさいと聞かされていました。
ボランティア活動で止まって、収益事業がほとんどない団体にとっては、煩わしく負担増になるのかも知れません。
それに対して、新しい公共としてコミュニティビジネスを展開する目的がある団体にとっては、法人格を取得し、自らの財政状態や経営成績を明確にすることは重要なことです。
このことによって社会的信用を得ることの価値は、大きなものがあります。
これを力に 「NPO法人青空クラブ」 は、公共という地域コミュニティに打って出ることとします。
私にとって、今回の講座の受講で何よりも良かったのは、企業経営の基本である複式簿記の概念からの基礎勉強をやり直す事ができたことです。
それはさておき、伴に運営と経営にあたる指導員の皆さんと一緒に 「NPO法人青空クラブ」 を、公器とも言える法人として、恥ずかしくない経営の信頼性を高めていかなくてはらないと思っています。