代表質問4件目は、「持続できる教育政策について」です。
「持続できる教育政策について」
【質問】 令和4年度の主要新規事業、重点施策に、給付型奨学金事業と夜間中学運営事業がある。三豊市の教育政策の重要事業であればこそ、継続できる計画的な取り組みがかかせない。給付型奨学金事業の拡充の方向性と財源を問うとともに、夜間中学運営事業の運営体制とその財源を問う。
【答弁】 給付型奨学金事業は、令和3年度に創設し高校卒業と同時に進学した20名の学生たちへの奨学金の支給を開始したところだ。今回、令和4年度支給対象に在学生を加えるとともに、高校卒業後、浪人して大学や短期大学、専門学校などに進学する学生にも対象を広げこととしている。財源は、ふるさと納税を主財源として充当することとしているが、一部一般財源を投入する。
夜間中学運営事業は、本年4月に高瀬中学校内に開設する。運営体制については、県の教員が配置される予定だ。運営費は、地方交付税により財源措置が講じられるとともに、開設してからの3年間は、円滑な運営に係る経費に対して国の補助制度がある。さらに、施設整備やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置促進など、様々な補助メニューが示されており、これから有効な財源を活用しつつ運営していく。
【再質問】 教育は継続あってこそ成果が表れるものだと思う。そのためにはその財源が必要だ。給付型奨学金事業について、運営し続けることを前提にそのための財源確保の将来的見通しを問う。
【答弁】 財源確保は、今までの財源を基にした考え方ではなく、様々な取り組みをやらなければならないと思う。クラウドファンディングをはじめ、新たな財源確保に取り組むとともに、先駆的なこの事業の趣旨に賛同していただき、より多くのふるさと納税がいただけるようPRしていく。
次回は5件目の質問の報告をします。