まちづくりは行動だ!

新型コロナウイルスの感染拡大は、第4波が押し寄せています。首都圏と近畿圏では緊急事態宣言が再び発出され、新たな局面を迎えています。巷では、ワクチン接種の予約に対する混乱など、心穏やかならざる状況が日常となっています。そのような中にあっても、徐々にワクチンの確保や接種体制の充実等、市民の皆様との新たな日常への光明が見え始めたことは、何よりの救いです。共にこの難局を乗り越えてまいりましょう。

私の政治活動の根幹は、「地域資源を生かした地域課題の解決」です。
そもそも、地域の生活基盤であり資源であった農地は、今では遊休農地・耕作放棄地とされ、一部では厄介者のように扱われているようです。
しかし、たまたま今を生きる人にとってのそれであって、これまで地域を支えてきた農地という資源であることに変わりはありません。
私は、遊休農地・耕作放棄地を再生することで、再び農地という地域資源の息吹を吹き込みたいと考えています。そのことによって、地域の抱える課題の解決の実践に取り組んでいきます。

令和3年度の三豊市の主要施策に、「薬用作物をはじめ、特色ある農作物の栽培の推進」があり、本年度分離独立された農政部が、積極的に取り組んでいくこととしています。
そこで、私は、農業を将来にわたって市の基幹産業とするために、市の展開する事業を活用して「モリンガ」という高機能バランス食材(スーパーフード)の栽培及び加工販売を事業化するために取り組んでいきます。本年度の作付面積はご近所の遊休農地も借り受け、若手認定農業者とそれぞれの得意分野で役割を担いあい、70a(7反)ほどを栽培することとしています。
「モリンガ」の栽培方法については、香川大学農学部の研究協力をいただき、香川・三豊にとって最適な育成・管理方法を模索していきます。また、用途開発は、大倉工業研究開発R&Dセンターとともに、食品、医療、健康、美容等の、有用成分の調査研究への協力を行っていきます。

遊休農地・耕作放棄地が生まれ変わることで、「地域資源を生かした地域課題の解決」につながっていく過程で、若者の新たな雇用創出と、高齢者のちからが活用できる場を、多く創り出していくことを目指しています。
理屈ではなく、実践しなければまちづくりにはなりません。
まちづくりは行動だ!