し尿・浄化槽汚泥処理施設

平成22年も残りわずかとなってきました。
身の回りにある一年間の溜まりものを、ゴソゴソと片付けをしていました。
溜まりものの処理で思い出したのですが、12月18日付けでお知らせしたこれからの事業に加え、市民生活にとって大切な施設がありました。
し尿・浄化槽汚泥処理施設です。
三豊市は、現在使用している “し尿処理施設” の老朽化に伴い、平成26年4月1日(予定)から、し尿・浄化槽汚泥を中讃広域行政事業組合の 「瀬戸グリーンセンター」 で処理することとしています。
その計画のために、平成21年度~23年度にかけて進められている、 「瀬戸グリーンセンター」 更新工事(事業費 約19憶60,000千円)に対する負担金約1憶70,000千円を、平成21年度~平成25年度の5年間に基金積み立てしています。
負担割合は、三豊市が40.91%、中讃広域が59.09%となっています。
この負担金額及び割合は、事業費から交付金と借入額を差し引いた後の、一般財源と借入利息に対するものです。
また、もう一つの事業として 「瀬戸グリーンセンター」 更新工事に続いて、中讃広域行政事務組合の 「かがわコンポスト事業所」 更新工事にも参加しています。
この施設は、これまで 「瀬戸グリーンセンター」 及び三豊市と観音寺市の ”し尿処理施設“ から発生する脱水汚泥を、有機肥料(コンポスト)に再資源化してきました。
施設の老朽化により、平成23年度~平成26年度にかけて事業費19億円を投入する施設更新事業に加わることとしています。
三豊市の負担金額は約73,000千円の予定で、負担割合は三豊市が31.14%、中讃広域が44.97%、観音寺市が23.89%となっています。
「瀬戸グリーンセンター」 と 「かがわコンポスト事業所」 の施設更新事業が完了することで、三豊市の “し尿処理施設” は市内から消えることとなり、すべて中讃広域との共同処理となります。