平成22年第3回三豊総合病院企業団議会の定例会が、12月20日に開催され、一つの専決処分報告と二つの補正予算が審議され、いずれも承認可決されました。
「議案第1号」
議会を招集する時間が無かったときに、議会の議決なしに首長(企業長)が執行できる専決処分についてのもので、企業長の期末手当の額を変更するための承認を求めるものです。
「議案第2号」
病院事業会計補正予算についてです。
* 『収益的収入』 は、病院事業会計の内、国民健康保険補助金 4,904千円 と、臨床歯科研修費補助金 2,828千円 の増額で、いずれも額の確定によるもので、補正後の事業収益総額は、113憶98,276千円 となります。
* 『資本的収入』 及び 『資本的支出』 については、
『資本的収入』 が、新棟整備事業債の返済計画の見直しで 40,000千円 の減額で、補正後資本的収入総額は 3憶98,016千円 となります。
また、 『資本的支出』 は器械備品購入費に対して、県補助金の確定により 3憶42,737千円 の増額と、企業債繰り上げ償還による 7憶52,487千円 の増額で、補正後資本的支出総額は 66憶9,528千円 となります。
今回、企業債繰り上げ償還が可能となったのは、県自治振興課から金利6%以上のものについて、その許可があったことによります。
このことで、利払総額 2憶80,000千円 の負担が削減され、毎年の元利償還額は 1憶50,000千円 減となりとの説明がありました。
「議案第3号」
保健福祉総合施設事業会計補正予算についてです。
* 『資本的収入』 は、県補助金で医療提供体制設備整備として 2,387千円 の増額で、補正後資本的収入総額も同額です。
* 『資本的支出』 は、器械備品購入費として 3,581千円 の増額で、補正後資本的支出総額は6,330千円 となります。
他、現在進行中の新棟整備事業建築工事の進捗状況の報告並びに説明がありました。