10月8日(金)に開かれた議会閉会中の 「民生常任委員会」 で、次のような提案がされました。
9月15日(水)の三豊市議会9月定例会開会中の、「民生常任委員会」 で報告があった、 “ごみ収集体制が不統一であるため、合併協議会協定事項に添って、来年度(平成23年度)より旧各町を単位として、全市域で民間委託に統一する” 件について、来年度からの実施の方針を、一旦延期したいというものでした。
9月20日(月)のこの場でもお知らせしたように、旧7町の内現状、高瀬町・豊中町・仁尾町の3町は旧町通り直営でごみ収集業務を行っています。
これを他の4町と同様に、その業務を民間に委託し、市内全域のごみ収集体制を統一しようとする報告でした。
しかし、その実施を、ごみ処理施設建設の方向性がほぼ決定されるまで、一旦延期したいということです。
その理由として、
一つは、前の委員会からこの間、バイオマスタウン推進室の設置による担当部課の人員減となったこと。
二つは、ごみ処理施設建設検討の真っ直中にあって、これまで市民の協力で積み上げてきた分別収集作業が変更となることによる、現場の混乱のリスクを少しでも回避したいとのこと。
三つは、一部地域の民間業者間の軋轢がことのほか重大な問題となりうる可能性があるということ。
等によって、検討及び調整には十分な時間が要するとの判断です。
市内全域の制度統一には、今回のごみ収集業務だけではなくあらゆる案件に共通する、地域間と地域内にある問題解決には、理屈では推し量りきれない要因があり、一定の時間が必要であることを感じた一件でした。