1期4年の市議会議員の任期は、実に足早に過ぎていくものです。4年前のこの時期に、私の2期目の4年間を振り返ったマニフェスト・サイクルを掲載しました。来年の平成30年(2018年)1月には、第4回の三豊市長選挙と市議会議員選挙が行われます。そこで、この時点で平成26年に行われた、第3回三豊市議会議員選挙でお示ししていた、私のマニフェストである「三豊市の次世代ビジョン、第3ステージへ!」をふり返ることとします。
【教育】施策/01 『自学精神の向上に学校図書館の充実と計画を!』 授業で学ぶことにプラスして自ら学ぶ心=自学精神を付けることは無限の力に。統合公へ充実した図書館導入で自習環境の充実を実現。新設校では設計段階から組み込み、子どもたちの学ぶ力の向上を応援。
⇒ 山本小学校、財田小学校に学校図書館を整備するとともに学校司書を配置。さらに、国の助成制度を活用して、順に既存小中学校にも学校司書を配置した。
【子育て支援】施策/02 『子どもの基本力を高める支援拠点の拡充へ!』 幼児教育の支援拠点として”みとよKIdsスタジオ”を実現。幼児期の知育、体育、徳育の基礎力を高め、若いママさんの育児の悩み解消も目指した、共に育つ・育てるサポート機能、また集団の広がりを支援。
⇒ ”みとよKIdsスタジオ”の活動充実及び継続のために、県・市社会教育委員会に対して支援施策の創設を働きかけている。新たに、育児で相談する機会に恵まれない保護者の相談や、発達障害児とその関係者の育児の悩みに早期に寄り添うことを活動目的とする、NPO法人西讃教育支援ネットワークの設立に協力するとともに、市子育て支援課と連携し相談活動を実施している。
【医療】施策/03 『地域医療機関の高度化とネットワークの強化へ!』 永康病院と西香川病院を機能統合、地域医療の中核として、特に小児科・産科を充実する。さらに他の医療機関とのネットワーク化も強化し、医療・介護・保健にわたる地域包括ケア体制の構築を図る。
⇒市立2病院の機能統合やネットワーク化等は、議会内に設置した永康病院調査特別委員会の委員長として、議会としてのいくつかの方向性を検討し提案する。
【施設】施策/04 『市民力で公共施設の新たな価値を創生!』 市民の手で、公共施設の潜在的な価値を引き出す。指定管理制度や民間委託などでさらなる利便と財務健全化を図る。
⇒不動の滝カントリーパーク及び豊中コミュニティセンターをまちづくり推進隊豊中に指定管理委託したり、比地大駅前公園を民間に貸与することで、新たな魅力づくりによって地域のコミュニティ拠点となりつつある。
【産業・雇用】施策/05 『世界を見据えた語学力の教育体制と雇用に場を!』 三豊ライオンズクラブの主催する”みとよグローバル・イングリッシュスピーチ・コンテスト”を会長として企画・運営し、英会話を学ぶ小中学生の発表場を実現した。残念ながら、2016年1月開催の1回のみで、事業の継続を模索中である。今後、地元企業を巻き込み協力を得ることで、若者の雇用に結びつける。
4年という年月は長くもあり短くもあります。任期が終わったからといって、放り出すわけにはいきません。引き続き取り組んでいきます。