平成29年度閉会中の民生常任委員会・第1回

三豊市議会の平成29年3月議会が閉会し、新たな年度が始まっています。4月4日(火)に、本年度第1回の閉会中の民生常任委員会が開催されました。

三豊市の火葬場は、南部火葬場と北部火葬場の2場体制とする計画で進められています。南部火葬場は昨年に開場しており、順調に稼働しています。北部火葬場は、現在、七宝斎苑跡地に建築中となっています。

北部火葬場について、着工後、柱状改良施工時に障害物が判明し。掘削不能となったとなり、工事が止まっているとの報告がありました。判明後直ちに、あらゆる工法を用いて解決に向け試掘や検討を行ってきたとのことですが、いづれの工法においても、大幅な工事費の増額と、工期延長が避けられないとの判断となったとのことです。

この日示された『三豊市北部火葬場 地中障害に伴う基礎工法比較(案)』では、2000パイ×92本をケーシングを連続回転掘削し、ハンマーグラブで排土する”スーパートップ工法”を採用したいとの提案がありました。この工法は実働約75日が必要で、ここまでの工事ストップ期間や着工までの準備期間等を考慮すると、約6か月の工期延長となり、当初予定の平成30年4月開場は、半年遅れとなる可能性があるとのことです。

臨時会において、増額補正の提案の予定です。

建築現場地中内に、1メートル以上の建築廃材のコンクリート塊が大量に投棄されていたことが、後になって判明したようです。こんなことで億単位の費用が発生するなんて、これ以上言葉になりません。慙愧に堪えません。