会派結成後3回目となる、三豊市民クラブの会派研修の今回は、高松市国分寺町の 「みよし保育園」 と 「まんのう町にあるパブリックグループの生ごみ堆肥化施設」、 そして、市内詫間町の 「協同回収」 の3か所を訪問しました。
社会福祉法人みよし福祉会 「みよし保育園」 では、生ごみ堆肥による有機野菜づくりや、廃食用油の石けんづくり等での環境学習を保育に取り入れた幼児教育の実践をしています。
幼児教育からの環境学習は、子ども目線で環境を考えることです。
この園で取り組んでいるいくつかのエコ活動の実践は、ごみ問題は環境教育だとの考えから発するもので、子どもが環境の大切さを学ぶことで、子どもから親が学び、その親たちが地域をつくることにつながってゆくという、考えに基づいたものです。
子どもたちと、電気館・ガス館・水道館・生ごみ館・リサイクル館の5つのテーマパーク館をつくり環境学習をすることに続いて、今年度より毎月9日を 『環境保全の日』 と定め、2~5歳児が周辺のごみ拾いをする活動を通して、「もったいない」を地域に広めることにも取り組んでいます。
三好芙美代園長先生は当市の三野町出身で、同寮議員の宝城明議員の一級後輩でもあるということで、思いがけない熱烈歓迎をしていただき、恐縮しています。
何よりすばらしいのは、子どもたちが礼儀正しく元気なことです。
これも環境学習をするとともに、生きることの基本である健康な食べ物を育て、食べることからとりくんでいるからに他ならないと思います。
「心と体のバランスが、生きる力を育むと考えている。」 との言葉に、みよし保育園の幼児教育の実践のすべての出発点が、ここにあるのだと感じた訪問でした。
園児の皆さん、手作りの ”コロちゃん(太陽光発電のキャラクター)紙メダル“ ありがとう。
大切にします。
このメダルを見るたびに 「もったいない」 が思い浮かぶことでしょう。
スタッフの皆さんにも大変お世話になりました。
三豊市のごみ問題を考えるヒントと、環境教育による幼児教育の実践に役立てたいと考えています。