平成22年第2回 三豊総合病院企業団議会定例会が、7月6日(火)に開かれました。
廣畑企業長から、会の冒頭の挨拶で病院の経営方針についてお話がありました。
「この地にこの病院があってよかった、といってもらえるように経営するとともに、職員が誇りの持てる、働きやすい環境の充実に努め、災害・ガンの拠点病院としての役割をしっかりと担い、生活習慣病対応にも積極的に取り組んで、この地域の核となる医療機関となりたい。」と、いうものでした。
報告があり、平成25年4月竣工予定で着工し、約1年となる新棟建設工事の進捗状況は、6月末日時点で少し計画を下回っているがほぼ予定通りの25%ほどとなっています。
平成21年度決算は、「病院事業会計」 と 「介護老人保健施設事業会計」 の2件です。
・ 病院事業会計決算は、病院事業収益が116億円余。
当年度純利益の5億30,000千円弱と、前年度繰越利益剰余金の約2億円をあわせ、当年度未処 分利益剰余金は7億30,000千円足らずととなります。
この剰余金の処分は、減債積立金に27,000千円、建設改良積立金に4億円、その他積立金に2 億円で、合計6億27,000千円の処分額となります。
よって、翌年度繰越利益剰余金は、1億2,000千円余となります。
・ 介護老人保健施設事業会計決算は、施設事業収益が4億80,000千円余。
当年度純利益27,000千円余と、前年度繰越利益剰余金の4,500千円余をあわせ、当年度未処 分利益剰余金は、31,800千円余となります。
この剰余金の処分は、減債積立金に1,500千円、建設改良積立金に22,000千円で、合計23, 500千円の処分額となります。
よって、翌年度繰越利益剰余金は、8,300千円余となります。
監査委員報酬の改正がありました。
監査委員の2名の内の1人である見識者の報酬を、【年額105,000円から月額100,000円】に改正するというものです。
ただし、議会議員選出のそれはこれまでと変わらず、年額49,000円のままです。
終わりに、補正予算として監査委員報酬改正に伴う報酬の変更と、機械購入費及び土地購入費で、69,000千円ほどの増額補正がありました。
すべての議案は可決されました。
私にとって、三豊総合病院企業団議会議員となった始めての決算審議は、「病院組合」最後の決算だったのです。
決算書を教科書に勉強します。