7月19日、議会運営委員会が開かれ、「常任委員会」と「特別委員会」の扱うテーマや役割の分担の調整が図られました。
7月10日に開かれた、「常任・特別委員長会」で報告と検討がなされた中で、未調整のテーマについて、19日までに各常任委員会に持ち帰って意見の集約を行った結果を持ち寄っての審議となりました。
調整の結果、各特別委員会のテーマは次のようになりました。
*「行財政改革調査特別委員会」は、
1.財政の健全化:補助金などの整理合理化・優遇措置の見直し
2.総人件費の抑制:職員定数の適正化
3.スリムな行政運営体制:組織・機構の見直し
*「防災対策調査特別委員会」は、
1.防災無線
2.防災計画
3.防災センター(備蓄倉庫)
*「まちづくり調査特別委員会」は、
1.コミュニティバス
2.少子化問題
3.まちづくり基本条例
以前にもお伝えしましたが、私は、「まちづくり調査特別委員会」に所属しています。個別のテーマが何であろうとも、協働のまちづくり・地域づくりに対する”行政と市民の仕事の係わり方”を、考え方の柱に取り組むことには変わりありません。
従来ならば当たり前のように行政がやっていた仕事やサービスが、本当に市民にとって、今も相応しいものであるのか。行政と市民の両面からの意識の変革が急がれると思っています。
コミュニティバスは、先ず高齢化率の急激な上昇による、高齢者の移動手段と公共施設・福祉・医療機関そして商業施設等との、関係調査研究が必要です。同時に、運営に掛かる経費をどのように賄っていくのかの採算性が問われます。もし、採算性度外視でも必要不可欠な事業であるならば、市民の合意と負担の関係はどうなるのかということに行き着かねばならないと思っています。
少子化問題は、今執られている子育て支援や出産・医療費補助や男女共同参画に関する施策は、充実するに越したことはありません。しかし財政再建が叫ばれる中で、必要充分な予算が確保されるはずもありません。
私は、この問題は福祉をはじめとした政策によるサービス制度の充実だけで解決されるものとは思っていません。私は実のところ制度的支援策が行き届けば届くほどに”子どもを生み育てることの喜び”から遠ざかってしまうような感覚を持っています。男女の差なく、誰もが心(本能)から子どもが欲しいと思えるまちづくりをしなければならないと思っています。なんといっても、子育ては”若さ”と”勢い”だと思うからです。若い親だけでなく、まち・地域の中での子育てができるまちづくりでなければと考えています。
まちづくり基本条例は、「ニセコ町まちづくり基本条例」が有名です。近くでは善通寺市が制定をしています。地方自治法の本旨である、団体自治と住民自治の根幹のところです。自治基本条例制定に向けての市民参加の取り組みの一つ一つがまちづくりであるといえます。
ここのところ続けてコメントを頂ありがとうございます。自分では意識しないうちにイエスマンになっていたのでしょうね。日々様々な課題がでてきています。横山市長の言葉を借りれば(本は大久保利通らしい)、個々の問題に対して、次善・次次善・・・・・であり決して最善でないことの焦燥感があるのは確かです。初心を忘れることなく謙虚に誠実に取り組んでまいります。
“特別委員会のテーマ” への2件の返信
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毎日詫間議員のブログたのしみにしています。
本丸と一体になった防災センターがいそがれます。
高瀬の乗り愛バスは、市が運営するのではなく、企業にさせれば。
17年度の税金滞納額は、また不納欠損額はいくらですか。
コメントありがとうございます。
近いうちに、私の私的な考え方として、庁舎と防災センターに関連した報告をしなければと思います。
税については、確認しお伝えできればと思います。
たくま まさし
詫間さんのブログ楽しみにしています。これだけの表現力をもった議員さんは今のところいませんね。
今年の交付税は大幅にのびましたね。本丸が5箇所では大変ふべんです。無駄です。公用車350台とはおどろきました。
56歳以上のおばちやんはやめさせましょう。若い大卒を入社させましょう。
いつもコメントをありがとうございます。
年齢は関係ないと思っています。幾つになっても今よりも良くしようとするやる気と伝える力だと思います。
本庁舎の機能の充実は行政にとって最重要課題です。行革とあわせ取り組み中です。
たくま まさし