国が進めている『国道11号豊中観音寺拡幅事業』計画は、三豊市側の太郎坊池東交差点から観音寺側の植田町原交差点までの、延長4.6㎞となっています。平成23年度から三豊市土地開発公社が国より委託を受け、用地取得業務を行ってきました。本年平成28年度で6年目となっています。
事業計画は、4工区に分け進められており、これまで2工区1.3㎞の全部(さぬき豊中I.C.~ゆめタウンの2-1、ゆめタウン~本山歩道橋の2-2)と、3工区1.0㎞の一部(本山歩道橋~宮川交差点3-1)を用地買収重点区間として、用地取得してきました。進捗率は、契約ベースで70%となっています。本年度(平成28年度)市民の皆さんの目に、事業が進んでいるという実感が伝わる形で、現場工事が始まることとなりました。
具体的な工事計画は、「平成28年度上高野地区改良第1期工事」として延長440m、「平成28年度上高野地区改良第2期工事」として延長730mの着工を行います。工事完了後の来年度(平成29年度)に舗装工事の予定です。
今後の事業計画(予定)は、国土交通省HPでも明確な計画は示されておらず、不透明な状況ですが、平成29年度は、これまで用地取得できていない箇所の交渉を、三豊市土地開発公社が委託を受け継続していくこととなっています。
三豊市議会議会報告会で市民の皆さんから、予定がわからないことによる不安と憤りにも似た焦燥感の質問をいただいていました。現時点で確認できる情報はお伝えできますが、事業の今後の全体計画が不明なため、納得にいくようなお答えができない状況にあります。
今後とも、最新の情報を入手次第市民の皆さんへお伝えしていきます。