秋祭りも最中の10月11日(火)、本年度第5回の閉会中の民生常任委員会が開催されました。所管事務調査及び所管部局報告、並びに所管の重要事項について協議がされました。
先ず、所管事務調査については、市が設置している高瀬南部子育て支援センター(旧高瀬南部保育所)の現地視察を行い、施設の状態を見学するとともに、利用状況について説明を受け確認した。子育て支援関係施策は市の主要事業であるため、施設の老朽化に対する検討と全体計画との整合性について、今後調査することとした。
次に、所管部局報告が「健康福祉部」と「環境部」から行われた。
「健康福祉部」
●介護ロボット等の補助事業の状況について 前回の9月定例会中の委員会における補正予算の説明について、補足説明があった。この事業に対し、県内67事業所が申請し国から採択の内示が下りている。市内事業所の動向は、2事業所のみの申請であったが、他事業所は先行導入した現場の様子を調査した後、導入の検討をしたいようだ、との報告があった。国の平成29年度の事業予定は未定だ。
「環境部」
●火葬場の運用について 南部火葬場稼働から半年が過ぎ、9月から月2回の休場日としており、事前に市広報誌等でお知らせしている。市民に対し、まだ休場日が十分浸透していないとのことなので、より一層広報に努める。
●山本財田斎場解体工事について 一般競争入札で、谷川工務店に1,400万円余で決定した。
●バイオマス資源化センター事業について 現在、弁護士と環境コンサルタント、中小企業診断士等を交え、契約書づくりを行っている。市とエコマスター、エビス紙料、パブリック、クリーンダストの5社による契約となる。日本初のシステム運用の契約書であり、作業を慎重に進めているため時間を要している。
●潟満地区処理施設機能強化工事について 指名競争入札で、カナックに1,790万円余で決定した。
●三観衛生組合し尿処理施設解体工事について 被害者全員と9月26日に補償契約が完了した。
終わりに、所管の重要事項については、市民からの強い要望でもある「ポイ捨て、不法投棄のパトロール強化や、環境美化、18分別徹底等に対する強化の徹底」として、より具体的に内容を詰めていくこととした。
以上で、平成28年度閉会中の民生常任委員会・第5回の報告を終わります。