前回に引き続き、平成28年9月定例会で行った、私の一般質問2件目の「県施設の避難場所指定について」の報告をします。
【質問】
三豊市総合防災マップ(平成27年3月作成)は、地震、津波、洪水、土砂災害、高潮、ため池氾濫、液状化等の市内全域の災害発生時状況が網羅されている。市の定める避難場所は、主に公共施設や小中学校で、その中には、ため池の下流域部に位置していたり、土砂災害の影響を受け、災害発生時点で、既に避難場所機能を失うことが予測されるところがある。
これらの地区内及び近隣には、県施設である県立高校があり、防災マップ上では安全なところに位置している。安心安全な施設であるにもかかわらず、避難場所に指定されていない。
県施設、県立高校の避難場所指定の可能性について問う。
【答弁】
市が指定している避難場所は75施設あり、立地条件によりすべての災害に対応しておらず、災害の種類によっては避難場所に適さない施設もある。例えば、海岸や河川沿い、急傾斜地、ため池等の危険性のあるところがある。
市内の県立高校2校は、各種災害に対して対応できる場所であり、避難所として施設規模ともに非常に適していると考えている。県立高校が、備蓄倉庫にも指定されており、被災時には物資の供給が行われることとなっている。
県の管理下にあるため、被災時の急を要する場合の対応等、十分な協議・調整、避難所としての運用計画が必要と考えている。県及び関係機関と協議・調整を行い、決定次第市民に連絡する。
一般質問報告を終わります。