今回の入学式は、三豊市立桑山小学校におじゃましました。
ピカピカの20名の新入生が、背筋を伸ばして祝福されていました。
私もお祝いの言葉を贈る機会をいただきました。
20名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
小学校はどんなところだろうと、どきどきしながらお家の人と小学校に来たのではないでしょうか。
でも、心配はいりません。
もし、判らないところがあっても、今、手を繋いで一緒に入場してくれた6年生のお兄さんお姉さんや上級生、そして、先生方に、恥ずかしがらずに元気に聞けば、優しく教えてくれます。
明日からは、友達や近所のお兄さんお姉さんと一緒に、自分の足で歩いて登校してください。
そして、立派な桑山小学校の子どもになってください。
皆さんに、2つ大切なお話をします。
一つは、元気よく挨拶をしましょう。
「おはようございます」 「お休みなさい」 「こんにちは」 「ありがとうございます」 「こんにちは」
大きな声で元気よく挨拶をしてください。
もう一つは、靴を脱ぐときにきちっと揃えましょう。
家に帰ったときはもちろん、お友達のお家に遊びに行ったときもそうです。
この2つのことができる子は、勉強も運動もできるようになるし、きっと誰からも好かれる子になるでしょう。
私たちは、皆さんのことを温かく見守っています。
保護者の皆さん、お子さまのご入学誠におめでとうございます。
先ほど、新入生の皆さんにお話ししたことは、当たり前のことであり些細なことで、日常の何の変哲もないことです。
ところが、当たり前すぎることほど私たちは、日々の生活から忘れてしまうことがあります。
こんな当然と思える当たり前のことを、10年続けた習慣は、20年で人柄となり、30年で人格となると思うのです。
普通のことを続けること、それが人を育てることなのだと、私の自分の経験した子育ての中から、今になってようやく気づき始めています。
皆さんの子どもであり、私たちの子どもたちであるこの子たちを、学校と地域、そして家庭がしっかりと手を携えながら育ててゆこうではありませんか。
終わりに、20名の新入生の皆さんの健やかなる成長を、心よりお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。
昨日の初夏を思わせる気候から、逆戻りしたような寒い日となりましたが、新1年生はみんな元気です。
皆さん、桑山小学校で楽しくやりましょう。