今回は、私の代表質問の2件目である、“豊かな自然と共生し、環境にやさしいまち”『ごみ処理について』の報告をします。
【質問】
三豊市ごみ処理技術検討委員会より、2月18日に 「三豊市にふさわしいごみ処理技術の選定について」 の答申が提出された。
三観広域行政組合が運営する三豊クリーンセンターの使用期限が、平成25年3月末日までであるとの、差し迫った中での検討となっていた。
新たなごみ処理施設のあり方について、市民に答申の内容説明をするとともに、今後の三豊市の広域での取り組みと技術・規模の方針について問う。
【答弁】
答申書は、生ごみをバイオガス化によってメタンガス等を発生させ、発電等で有効利用する方式が相応しいと言うこと。
また、燃やせるごみの内、紙ごみ、紙製容器包装類は紙から紙へのマテリアルリサイクルを推進する。
ペットボトルを除くプラスチックごみとプラスチック製容器包装類は一緒に回収し、RPF(固形燃料)の原料としてサーマルリサイクルを推進するという内容だ。
そして、これまで以上に分別の精度を上げて、再利用できない燃やせるごみについては、最大限減量化を図った上で焼却処理業者に委託するというものだ。
市民の皆さんへの説明は、今後、自治会長会や地区衛生組合連合会など、各種団体を通じての説明を、機会を捉えて実施する。
そして、三豊市としてのごみ処理方式が決定すれば、観音寺市を含め、近隣近接の自治体との広域処理の可能性について、柔軟に検討・協議を進めたいと考えている。
【意見】
ごみ処理技術検討委員会は、ごみはすべて資源であるということが大前提で検討が進められてきた。
燃やさずに、CO2を削減するというのが大前提でもあり、分別して、最後まで残る生ごみをどう処理するのかということだ。
そこから導き出される究極のキーワードは、 “生ごみをバイオ処理して煙突のない地域をつくる” ことであり、これが実豊地域の未来の光景だと思う。
施政方針にもあるように、市議会や広域と議論を重ね、柔軟に検討を進めていただきたい。
以上で、今議会の私の代表質問の報告を終わります。