春分の日を中日(なかび)とした三連休は、前回報告した20日(土)の 『バイオマス説明会』 と、21日(日)の 『三豊みかん・うどん健康マラソン』 や 『地球環境シンポジウム』、さらに22日(月)の 『香川高等専門学校 詫間キャンパス~大学教育推進プログラムシンポジウム』 などの催しがびっしりと組まれていました。
テーマや目指す方向は、いずれも三豊市の将来に向けた問題解決の糸口となる、重要なことばかりだと感じています。
“地域循環社会”
“健康とにぎわい”
“環境とごみ処理”
“地域産業振興”
目的が明確です。
『地球環境シンポジウム』 のパネルディスカッションのパネラーに、徳島県上勝町の NPO法人 ゼロ・ウェイストアカデミー事務局長の藤井園苗さんがいました。
ごみを出さない仕組みづくりのポイントを丁寧に話されました。
ごみの34種類分別収集を実施するためには、 「徹底した説明と告知」 と、「分別されたごみの再生・再利用・再資源化のルートの明確化」 が住民の皆さんに信頼して協力していただける、基本的だが重要な点だと言うことです。
当然すぎることですが、実はこの当然の徹底が難しいことは誰もが知っていることでもあります。
でも、そのコツは必ずあるはずです。
収集の仕組みと平行して、ごみ処理技術の検討や施設規模と場所の議論が、これから盛んに行われることとなります。
決定に責任を持ち後悔しないために、より深い調査研究と洞察が問われています。
来月に入って、 「上勝町のごみステーション回収システム」 と、生ごみ堆肥で園児に野菜栽培体験させることで環境教育する、高松市国分寺町のみよし保育園へ研修に行くこととしています。
ごみを考えることは教育に始まり、現代社会のあり方そのものを問うことなのです。