第62回豊中中学校 卒業式

議会開会中の3月12日(金)に、三豊市内の7つの公立中学校すべてで、卒業証書授与式が挙行されました。
私は、母校の豊中中学校に出席し、卒業生に祝福の言葉を贈らせていただきました。
「鳥語花香」のきざしうかがえるこのような春の良き日に、118名の皆さんが三豊市立豊中中学校をご卒業されることに対し、心からお慶びを申し上げます。
おめでとうございなす。
皆さんは、これまでの3年間先生方の指導の下、勉強にクラブ活動にと様々な体験を通して、実にたくましく成長されました。
皆さんの中には、それぞれの立場によってこれからの進路は色々あろうと思いますが、本校での貴重な教訓を活かし、しっかりと自分らしく生きていただきたいと思います。
そこで、皆さんにお伝えしたいことがあります。
“決してあきらめない” ということです。
まさにこれからという皆さんには、人生で判断を迫られたとき、楽な方や自分に得する道を選ぶより、苦しくとも人のためになる方をお勧めします。
与えられた役割ややるべき勉強や仕事に、その時その瞬間瞬間をひたむきに、そして一心不乱に、どんなに小さなことや些細なことからも逃げずに取り組んでください。
そして “決してあきらめない” で下さい。
人間の究極の幸せは、4つあるといいます。
「人に愛されること」
「人にほめられること」
「人の役に立つこと」
そして、「人から必要とされること」です。
人は見ています。
皆さんお一人お一人を必要としているのです。
結びになりますが、皆さんのこれからが健康に恵まれ、たくましく羽ばたき続け、花開きますことを念じ、そして、先生方、保護者の皆さまへの感謝の気持ちを込め、ご多幸をお祈りし私からのお祝いの言葉といたします。
静寂の中に凛とした空気に充ち満ちた、日本一すばらしい卒業式でした。