三豊市子ども会育成連絡協議会が発足して10年目の総会が、5月17日(火)に市民交流センターで開催されました。三豊市の誕生とともに結成され活動が行われており、8年程前から会長として運営に携わってきました。新たな10年に向けての節目の年となる総会です。変わろうとする子ども会活動について、改革への思いを期待を込め挨拶の言葉にしました。
「昼間のお仕事で何かとお忙しいところ、三豊市子ども会育成連絡協議会の平成28年度総会に、このようにたくさんのご出席をいただき、ありがとうございます。また、日ごろは子ども会活動にご理解とご協力をいただき、この場をお借りしてお礼を申し上げます。本日は、来賓に三豊市教育委員会大方教育部長、三豊市議会城中議長、香川県子ども会育成連絡協議会矢野副会長にご臨席いただいております。ありがとうございます。
さて、三豊市が誕生し10周年を迎えています。三豊市子ども会育成連絡協議会も同様に、発足して10年の年月を重ねてきており、今年は新たな時代への節目の時であると捉えています。これまでは各地域間の融和、調整に軸足があったように感じていましたが、これからは市子ども会として、個性的で独自性のある事業展開を行っていきたいと考えています。その方向は、熊本・大分の震災でも明かなように、子どもも地域の一員であり、地域のために役に立ち、ともに生きようとする力を高めることであると思います。
子ども会は、学校、家庭、地域が連携し活動することのできる最適の場です。その活動を、より一層推進していくために、三豊市子ども会育成連絡協議会は、‟変わります”。保護者の皆さんには、最も身近な単位子ども会や校区子ども会の活動に集中して頂き、市子ども会育成連絡協議会の活動が負担になったり、やらされ感のないように変えていきます。
本日提案させていただく議事についても、昨年度実施したアンケートの分析結果を踏まえ、組織や役割、行事を大きく変更したものとなっていますので、よろしくお願いいたします。
終わりになりますが、私が最近気に入っている言葉を紹介させていただきたいと思います。「人は人中、田は田中」という言葉です。古くからあるようなのですが、誰が言ったとわなしに伝えられている言葉です。「人は一人では生きていくことができないし、たくさんの人の中でないと成長も出来ない。良い田に囲まれていなければ、自分の田だけ一生懸命世話をしても良い田にならない」ということです。皆さんのお子様が、子ども会活動を通して地域とともにみんなで成長していくことを願い、開会にあたっての挨拶といたします。」
「子ども会活動なんて・・・」と思っている人もいるかも知れません。子ども会活動には「自ら学び育つ」要素が含まれています。この時代だからこそ、子どもたちが生きる力を身に着けるための事業の充実が不可欠です。
三豊市を、子ども会活動の活性化によって、子育てが楽しい日本一のまちにします。