平成28年度閉会中の民政常任委員会・第2回

本年度第2回の閉会中の民政常任委員会が、5月10日(火)に開催されました。次の通り報告します。

 

1.バイオマス資源化センターみとよ事業について    建設現場の視察を行った後、平成27年度の国からの補助金交付額確定と、平成28年度補助金採択がされたことの報告があった。続いて、三豊市次期ごみ処理業務の委託料金に関する合意書(案)についての協議を行った。

補助事業者である(株)エコマスターに対する、平成27年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃棄物エネルギー・低炭素化促進事業)の交付確定額は、1億23,471,000円。平成28年度同上の補助金(低炭素型廃棄物処理支援事業)の採択は、廃棄物燃料製造事業として、2億50,765,000円(消費税抜き)を上限として、本年度末に交付額の確定がされる予定。バイオマス資源化センターみとよ整備に係る国庫補助金の内訳は、総事業費16億6,245千円に対し、補助対象額11億22,711千円で、補助金は対象額の1/3であるため、約3億74,000千円となる。なお、補助金は、事業主体である民間事業者(株)エコマスターが交付対象者である。

三豊市次期ごみ処理業務の委託料金に関する合意書(案)は、平成28年4月19日付で本年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の採択を受けたことで、締結したいとの説明があった。委託料金は、1t 当たり2万5千円(消費税抜き)以下とする。委託料金の確定は、今後の補助金の支給状況において確定することとし、2万5千円(消費税抜き)を上回らないものとする。

 

所管部局の報告事項は、環境部と健康福祉部から報告がされた。

【環境部】

●バイオマス資源化センターみとよ整備に係る工程について    本年11月に完成し12月~H29年3月にかけて試験処理運転を行い、4月より本格稼働を予定している。

●地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業について    国の進める2030年度温室効果ガス排出目標に対し、公共施設の削減目標を定めカーボン・マネジメントに取り組む事業に応募する。

●三豊市一般廃棄物(可燃ごみ)一部臨時処理等について    本年4月から行っているクリーントピア丸亀での処理の状況報告があった。16t弱/日で適切に処理されている。また、前年度まで北部の可燃ごみ処理を委託契約していた民間事業者の、契約違反に対する法的対応の現状の報告がった。

●三観衛生組合し尿処理施設解体工事について    9月末で完了予定で進んでいる。組合組織の解散は、本年度末の予定。

●潟満地区農業集落排水処理施設機能強化対策事業について    平成27年度に45,400千円で着手し、本年度は引き続き20,000千円の予算で改修する予定。

【健康福祉部】

●三豊市病院事業会計(西香川病院)について    平成27年度決算において、指定管理料の予算不足361万円が判明、不足分を平成28年3月31日付で専決処分による補正予算で対応する。原因は、指定管理料の計算に含んではならない文書手数料交付金や修繕費等の見込み誤りによることだ。予算では7,480万9千円であったが、積算の結果平成27年度指定管理料は7,854万9千円となる。

●財田診療所第2医師住宅について    「財田の農業を考える会」と貸借に関する協定書を締結した。財田地区で就農し定住する予定者に限り、使用貸借する。協定により見込まれる効果として、維持管理経費を市が負担しなくて済む。また、遊休施設の有効活用につながる。今後、地方公共団体金融機構の起債の償還が終了する平成33年度末には、施設の売却も含め検討する。

 

以上で、閉会中の民生常任委員会の報告を終わります。

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