豊中幼稚園の修了式

我が家の前の畑に、数年前に植樹したアーモンドの木があります。ひ弱そうに見えた苗木は今やしっかりと根付き、幹もしっかりしてきました。先っぽが紅い蕾をたくさんつけていたのを見つけていたのですが、数日前から少しづつ開花を始めています。早春の日差しに包まれ、桜の花よりも一回り大きく、少し濃いめの桜色が目に眩しく映っています。桜の花もいいけれど、アーモンドの花も、成長しようとする命の息吹を感じる季節にはピッタリです。

この季節は、子どもたちの旅立ちの時期でもあり、卒業式・修了式が行われています。3月17日(木)に、三豊市立豊中幼稚園の修了式が行われ、86名の子どもたちと保護者の皆さんに、お祝いの言葉を贈らせていただきました。

 

子どもの成長には「安心」が必要だといわれています。子どもが「安心」するのは、”子どもの持つ力を信じる大人がいる”ということを感じた時だといいます。子どもを信頼しまかせ、待つことのできる大人がいるということだと思います。

子どもの健やかな成長のためには、子どもたちを取り巻く大人社会が風通し良く、心地よい環境であることが求められているのだと思います。そのためには、学校行事や地域活動に、子どもたちと一緒に積極的に関わることではないでしょうか。

保護者の皆さんが、これまで幼稚園行事に協力してきたように、より一層のPTA活動や子ども会活動に対し、子どもたちとともに参加していただき、子どもが「安心」する大人たちとの交流の機会を、多くつくってくれることを願っています。

 

桜の花より一足早い、アーモンドの花の祝福する修了式でした。

カテゴリー未分類