子どもたちの健やかな成長のためには、毎日の健全な食生活が欠かせません。
教育は知育・徳育・体育の3育と言われてきましたが、今ではこれらに食育が加わり、生命の根源ともいえる“食べる事”の重要性が、今更ながら扱われるようになっています。
11月9日(月)に三豊市立桑山小学校で「三観地区小学校教育(学校給食)研究発表会」が、地区内の給食担当である100名余の先生方を集めて開催されました。
私もご案内をいただき、給食参観と公開授業の様子を見てきました。
石井校長先生からこの研究会にご案内を頂いたとき、子どもたちがおいしそうに食事をしているのに、ただ見ているだけではひもじいと思い、無理をお願いして私も子どもたちと一緒に給食をさせていただくことにしました。
おかげさまで、5年生の皆さんと一緒に給食を食べる機会を持つことができました。(子どもたちにとっては迷惑だったかも・・・・・?)
皆、明るく、楽しく、おいしそうに食べていて、しかも、とても上手にお箸を使っていました。
私たちのころには、給食の時間が来ると暗い顔をする友達もいたようでしたが、当時とは比較にならないくらい、市立豊中町給食センターの給食は、実に「ウマイ!」のです。
これだったら、勉強は嫌いでも給食が楽しみで、皆勤賞の子もきっといるだろうと思えるほどです。
私が学校給食を食べるのは、計算すると実に37年ぶりのことです。
ということは、旧豊中町から続いて合併後の三豊市議会の議員としての6年半ほどの間、学校給食を食べることは無く、食べてみようと思ったことすらなかったことに、恥ずかしながら気づいたのです。
現場に足を運び、自らが体験することが実態把握の基本である、という初歩的なことができていなかったのでした。
それにしても「ウマイ!」
桑山小学校の先生方の、工夫を凝らした食育学習への熱心な取り組みに感謝すると共に、食育と学校給食の充実に大きな価値のあることを改めて感じた、感激の「三観地区小学校教育(学校給食)研究発表会」でした。