平成20年度「三豊市歳入歳出決算」が、10月19日・21日・22日の3日間の決算特別委員会での審議を終え、11月2日(月)の最終日に賛成多数で承認されました。
*一般会計の歳入決算額は272億24,000千円で、前年度である平成19年の275億56,000千円に対して、3億32,000千円程の減額となっています。
前年度対比で増額しているものは、
地方交付税が102億円程で、前年に対して6億30,000千円程の増となっています。
地方特別交付金は、前年対比40,000千円の増。
土地造成特別会計からの繰入金で3億円の増。
などが主なものです。
減額となっているのは、
市税が78億円となっており、前年と比べると2億45,000千円程の減となっています。
合併関係の支援金などで、国庫支出金が12億38,000千円程となっており、昨年より約5億円の減額となっています。
同じく県支出金も12億71,000千円程となっていて、約3億60,000千円の減となっています。
また、地方譲与税の18,000千円減や、いくつかの交付金で合わせて1億円以上の減額となっています。
*一般会計の歳出決算額は263億20,000千円で、前年が264億70,000千円からの1億50,000千円程の減額となっています。
内訳として、
人件費が61億1,000千円で3億80,000千円余の減となっています。
物件費は、19,000千円の減となっていて33億64,000千円ですが、その内臨時職員などの賃金が7億50,000千円を占め、前年と比較すると40,000千円の増加となっています。
扶助費は57,000千円増の2億90,000千円余。
補助比等は、1億33,000千円増で、経済環境の悪化で税金の還付金が要因となっています。
公債費は、2億3,000千円増の36億93,000千円で、繰上げ償還分となっています。
積立金は、2億43,000千円増の9億23,000千円となっています。
投資的経費として、9億40,000千円の減となっていて、下高瀬小学校建設工事の終了によるもので、26億45,000千円となっています。
*実質収支として、歳入総額27,223,774,185円で、歳出総額26,320,244,997円となっており、差し引き額は903,529,188円となります。
翌年へ繰り越す財源は496,141,000円となっていて、実質収支額は407,388,188円の黒字決算となっています。
決算特別委員会で承認されたものは、12月定例会に上程され議決の運びとなります。