9月議会の会期中に開催が予定されていた、平成26年度決算を審査する決算特別委員会が、9月17日(木)、18日(金)、24日(木)の質問と質疑を経て、28日(月)全議案を可決承認し終了しました。
一般会計は、予算現額361億88,821、000円に対し、歳入329億99,123,748円、歳出309億87,675,295円となっており、歳入歳出差引額は20億11,448,453円となっています。また、8つの特別会計全体は、予算現額184億96,286,000円に対し、歳入182億25,748,122円、歳出179億80,971,285円となっており、歳入歳出差引額は2億44,776,837円となっています。
一般会計と特別会計の合計による歳入歳出間の決算収支は、歳入決算額512億24,871,870円から歳出決算額489億68,646,580円を差し引き、22億56,225,290円となります。この中から翌年度へ繰り越すべき財源の7億22,375,000円を差し引き、実質収支額は15億33,850,290円の黒字となっています。なお、実質収支額の内訳は、一般会計が13億89,073,453円で、特別会計が2億44,776,837円となっています。
次に、2つの地方公営企業会計です。
水道会計の「経営成績」は、総収益19億12,082,107円です。総費用は16億64,107,084円です。差引2億47,975,023円の純利益となっています。また、「財政状況」は、【資産】の合計は152億59,531,381円で、固定資産126億61,967,558円と流動試算25億97,563,823円です。【負債】の総額は58億61,557,723円で、固定負債39億97,802,099円、流動負債5億78,774,946円、繰延収益12億84,980,678円となっています。【資本】の総額は93億97,973,658円で、資本金65億43,362,106円、剰余金28億54,611,552円となっています。負債及び資産の合計は、資産と同額の152億59,531,381円です。
病院事業会計の2つの市立病院の決算は、先ず、●永康病院の「経営成績」は総収益15億16,455,259円に対し総費用16億07,837,758円で、差し引き91,382,499円の純損失となります。「財政状況」は、【資産】は22億47,601,602円です。【負債】は4億83,140,513円です。【資本】は17億64,461,089円です。負債及び資本の合計は、資産と同額の22億47,601,602円です。決算認定にあたり議会として、地方公営企業法に対し違法と認められる処理がったため、健全経営のために経営及び管理の強化を要請する付帯決議を行いました。●香川西病院の「経営成績」は総収益2億27,101,069円に対し総費用1億84,255,940円で、差し引き48,845,129円の純利益となっています。「財政状況」は、【資産】は21億93,264,357円です。【負債】は12億20,751,032円です。【資本】は9億72,513,325円です。負債及び資本の合計は、資産と同額の21億93,264,357円です。
以上、決算の概要の報告を終わります。