上高野校区「歩いてみよう会」

三豊市豊中町上高野地区では、校区内の全ての自治会が参加する、自主防災組織を結成し活発に活動しています。

6月21日(日)に上高野小学校で開催された「歩いてみよう会」は、児童と保護者を中心とした地域住民が参加する防災訓練です。この日参加登録されたのは500人で、自主防災会や消防上高野分団、自治会関係者、ボランティア団体等の多くの参加がありました。継続した活動の成果で、これまでにない最高の参加者となったようです。

訓練の内容は、①心肺蘇生(AED) ②リヤカー搬出と車椅子救出 ③土のう作り ④ロープワーク ⑤丸太切りとまき作り ⑥担架搬送 ⑦バケツリレー ⑧水消火器 ⑨炊き出し があります。これらのメニューを4つの地区に分かれたグループで、順番に体験していきます。決められたルールに従って、終始誰もがにこやかに会話しながら、楽しみながら取り組んでいて、地域の人同士が知り合うことが防災の基本であることを、改めて実感することができました。

三豊市内に結成された自主防災組織は、自治会単位が320組織あり、結成率は約6割となっています。より広い地域をカバーする組織は、7町の内旧全町2、24校区の内8、連合等6の、計16組織あります。私の住む豊中町桑山地区は、一つの自治会の単独結成のみに止まっています。そこで、10月25日(日)には上高野地区防災会の皆さんの協力もあり、桑山地区防災会の活動の取り組みが計画されています。

一旦ことある時は、自助・共助で地域の皆の協力でしのぐことのできる構えを、自らが獲得しておかなくてはならないことの重要さを痛感しています。

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