新年度になって入学式や各種団体の総会などが目白押しです。私が会長をしている、三豊市子ども会育成連絡協議会の総会が、5月23日(土)に予定されています。それに先立って、総会の打ち合わせと年間行事予定の調整をする、新年度役員・理事の初めての会が、4月21日(火)に行われました。子ども会のお世話をする保護者の皆さんは、ほとんどが毎年入れ替わります。そこで、私がこれまでの子ども会活動の中で感じてきたことを、冒頭の挨拶の中でお話させていただきました。
子どもたちも新しい学年になって、学校生活にも慣れてきたころではないかと思います。小学生の間に体験させるべきことがあります。この時期にやり残すことで、大人になって大きな付けが回ってくるといわれています。私は、子ども会活動は、小学生としての6年間で体験するべきことの多くを担っていると思っており、非常に大切な活動であると考えています。
異年齢の集団での野外活動にも、新たな目的を持った取り組みも始まっているようです。例えば、身近な自然の中で植物や生き物を観察する経験をすることで、もっと大きな自然の偉大さやちがいに気付くことができるようになるなど、理科教室のような活動も広がりつつあります。
ノーベル賞受賞者の白川英樹筑波大学名誉教授の言葉に、「百聞は一見に如かず というが、百見は一実(体)験に如かず だ」がありますが、私はまさにその通りだと実感しています。子どもたちには、痛い目にもあってほしいし、感動し、感激もしてほしいと思っています。
成長期に相応しい体験すべきことを、たくさん経験させてください。それをできるのが子ども会活動です。これからの一年間、ともに充実した活動を積み重ねていきましょう。
本年度から、三豊市子ども会育成連絡協議会に2名の顧問の就任が決定しました。三豊市の子ども会活動に、新たな時代が始まろうとしています。