衆院選始まる

第45回衆院選の公示がされ、各陣営の出陣式が勇ましく高らかに行われたようです。
私たちが居を置くこの香川3区には、各党派から5名の候補者が名乗りを上げ、一議席を争うこととなりました。
「政権交代」か「政策実行」かが叫ばれているようですが、どのような結果となったとしても、地方経済の再生と発展を、日本の国づくりの基本的方針としなければ、この国の未来はないと思っています。
しかも、それはどのような哲学によって実行してゆくのかが、何よりも重要です。
私は、経済は単なる 『お金儲け』 だとは考えておらず、人が何のために生きるのか、どんな生き方を願うのかを、実現するための手段だと考えています。
そのために、生産や創造の営みがあり、職業職種や企業の選択があるのだと考えています。
その意味において、地方経済の自立発展の根底に無くてはならないのが、地元資本の地場産業や中小企業の役割の重要さを、地域社会が理解し支援するという、国民や地域市民の意識改革を導く政策なのだと思っています。
それは、これまでの価値観を大きく変革する、大人はもちろんのこと、子どもをも含めた、『生き方や人生設計のためのキャリア教育の推進』 が根幹に無くてはならないということです。
私は、細かい政策の吟味以前に、この国のあり方として、大都市集中の大企業優先の政策から、人の教育をも包含する地方経済を支える中小企業重視への転換を、明確に示す候補者を選択たいと考えています。