9日からの6月定例会に提出される議案の説明がありました。
今日は、予算についてお知らせします。
三豊市始めての3月定例会で可決された予算は、7町が持ち寄った積み上げ予算で政策的経費及び投資的経費は組まれていませんでした。したがって、今回提案された一般会計の補正予算案は、骨格予算として編成された当初予算に追加される、政策的・投資的施策に対してのものが多くを占めています。
予算規模は、一般会計補正予算額10億67、066千円の増額となり、総額273億77、066千円となります。
内訳の中で私の気になっていた主な事業は、次ぎのとおりです。
1.水道事業会計負担金として、160,000千円。
山本町河内長野地区の上水送水施設建設事業のために、合併特例債を一般会計で借り入れ、水道事業会計へ負担金として対応。
2.地域新エネルギービジョン策定等事業に、9,001千円。
地球環境負荷と化石燃料消費量の低減のため、新エネルギーの導入を図ることを目標とし、基礎調査・ビジョンの策定調査・報告書の作成をし、新エネルギー利用の具体的な導入施策の検討をを目的とする。
3.地域防災計画策定業務に、5.000千円。
旧町の地域防災計画を見直し、新規計画を策定。風水害等編と地震対策編及び資料編に分けて作成する。あわせて、防災マップも作成する。
4.防災行政無線整備事業に、2.300千円。
市内全域をカバーする防災行政無線施設を整備し、市民の生活安全と広報活動の充実を図る。基本計画の作成のため。
5.高瀬中学校建設事業に、503.968千円。
老朽化に伴う校舎の建て替えと、運動場整備。
6.豊中中学校校舎改修事業に、4.548千円。
教室のベランダ出入り口サッシと廊下側の窓枠の修繕。
7.勝間小学校ランチルーム屋上改修事業に、4.689千円。
老朽化による雨漏りにより、漏電の危険のため修繕。
8.比地大小学校耐震診断業務に、4.175千円。
耐震診断を実施。
9.財田上小学校放送施設整備事業に、3.427千円。
放送施設に故障が多く新規に更新。
10.財田中小学校耐震補強事業に、4.600千円。
耐震診断の結果により、補強工事をする。
11.不登校対策教育支援センター設置事業に、4.756千円。
不登校児童・生徒の学校復帰を援助するために設立する。指導員を配置し高瀬公民館で事業を行う。
12.豊中町学校給食センター屋根防水改修事業に、7.106千円。
雨漏りがひどいため改修。
13.豊中町学校給食センター食器消毒保管庫更新事業に、9.990千円。
設備が老朽化し機能低下し不衛生であるため更新する。
14.三豊市市長杯争奪スポーツ大会事業に、1.300千円。
合併による三豊市住民の親睦を目的とする。
その他、様々な事業が予算案化されています。道路・橋梁・河川・港湾・公園・農道・農業支援・温泉施設修繕・公共施設営繕など、多岐にわたっています。
しっかりと調査研究をし、6月定例市議会に臨みます。
次回は、補正予算以外の議案についてお知らせします。