三豊市子ども会育成連絡協議会 総会

私が、三豊市子ども会育成連絡協議会の会長を、前会長の前川さんから引き継いで何回目の総会になるのでしょうか。合併して三豊市は9年目に入っていますので、7~8回になるのかもしれません。5月17日(土)、市民交流センターで三豊市子ども会育成連絡協議会総会が開催されました。

会長となってからのこの間、テレビゲームからスマホなど、子どもたちのコミュニケーションの方法が様変わりしてきたようです。回を重ねるごとに、この時期の子どもたちにとっての子ども会活動は、とても重要性を増していることを感じるようになってきており、三豊市型の子ども会活動の充実に向けて、新たな一歩を踏み出さなくてはならないと思っているところでした。

折しも、三豊市内の公立幼稚園や保育所、子育て支援センターの先生方が作成した 『ななつのたから』 という乳幼児教育の手引書ができたとの知らせが届いたのです。三豊市の自然・文化・歴史・伝統を活かした 「三豊らしい」 子育てを、若い世代に広げたいとの願いで編集されたのです。現状のままではダメだという思いは同じのようで、子どもたちも大人たちもみんな一緒に三豊にある山や海、川、里の自然環境の中で思いっきり遊んで、 ‟旬の美味いもん” を収穫して食べて、もっとシンプルに楽しく子育てすればいいのに、との思いがいっぱい詰まっています。

今回の総会の講演の講師は、香川県子ども会育成連絡協議会 専門委員 横山喜一郎さんで、具体的活動の指針となるお話をいただきました。『里山や森林で 生き生きと 子ども会活動を』 の演題で、「子どもに体験や経験をさせないからいつまでたってもできないのだ。危ないからといってやらせない前に、使い方ややり方を教えないといけない。」の言葉は、当たり前すぎるがゆえに、意識から消えてしまいそうなことを思い出させてくれました。

この日集まってくれた保護者の皆さんに、三豊市の自然環境の素晴らしさに気付いてもらい、子ども会活動に活かしてほしいと願っています。スマホより楽しい、すり傷と笑顔の絶えない三豊市型子ども会を目指していかなくてはならないと心新たにしています。

 

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