国の第二次補正予算が国会内で審議されており、その決定を見込み三豊市でも補正予算案が組まれ、2月17日の臨時議会に提案される予定となっています。
「地域活性化・生活対策臨時交付金」、「定額給付金給付事業」、「子育て応援特別手当給付事業」の早期実施のための補正予算が主なものとなっています。
今回の補正額は、2,594,525千円(26億円)で、補正前予算27,140,758千円(271億円強)の1割近い増額となり、補正後は、29,735,283千円(297億円強)の総予算額となります。
歳入の主なものは、
国庫支出金で19億円余で
“地域振興費国庫補助金(地域活性化・生活対策臨時交付金)”が6億5千万円弱、
“定額給付金給付事業費国庫補助金”が116億7千万円弱、となっていて、他
“子育て応援特別手当給付事業費国庫補助金”4千3百万円ほど、
“学校建設費国庫補助金(安心安全な学校づくり交付金)”4千5百万円余となっています。
繰入金として、財政調整基金から 2億6千3百5十万円があります。(年度末見込み残高 50億9千7百万円ほど) また、
市債が防災行政無線施設整備事業に4億2千6百8十万円となっています。(総事業費 18億6千万円ほど)
各課別の歳出予算は次のようになっています。
【総務課】
12億9千万円余で、内訳は
消防車両購入(ポンプ者一台・可搬ポンプ車2台) 33,082千円
防火水槽設置事業(2ヵ所) 13,000千円
私立学校運営支援事業(香川西校) 35,000千円
定額給付金給付事業 1,166,596千円
子育て応援特別手当給付事業 (3~5歳児 対象者1,150人) 43,470千円
【管財課】
189,337千円で、公共施設耐震化推進事業(高瀬農村環境改善センター)
【情報政策課】
602,508千円で、防災行政無線施設整備事業
【子育て支援課】
20,476千円で、保育所遊具設備整備事業
【建設課】
250,000千円で、生活幹線道路整備事業(新総合計画に基ずく)
【港湾課】
60,000千円で、高潮対策事業
【教育総務課】
171,535千円で、学校耐震化推進事業
【学校教育課】
9,521千円で、学校施設地図式警報盤整備事業
以上、景気対策を主目的にした地方活性化予算となっていますが、定額給付金給付事業などは平等な給付の仕組みをどのようにするのか、非常に悩ましい問題です。
賛否はあるようですが、一端決定するならば活力ある市民生活のために、徹底的にやりましょう。