青少年育成支援ネットワーク研修講座 第2講座

8月30日の第1講座に続いて、9月23日(月)の秋分の日にサンメッセ香川で開催された、青少年育成支援ネットワーク研修講座 第2講座 「子ども、若者、学校、地域のつながり(1)━不登校・いじめ・親子関係━」 に参加しました。

青少年の育成支援に関する、いろいろな立場の専門家の皆さんから講話がありました。

1.スクールカウンセラー 横井裕子さんから、「スクールカウンセラーの活動をふり返り、問題点と課題を考える」

2.スクールソーシャルワーカー 藤澤茜さんから、「スクールソーシャルワーカーの実践報告」

3.高松市適応指導教室室長 山田正信さんから、「高松市適応指導教室について」

4.香川大学大学院教育学研究科教授 竹森元彦さんから、「放課後子どもクラブについて」(資料提供:香川県学童保育連絡協議会 事務局長 へいわ子どもクリニック 臨床心理士 谷本智子)

知らなかったことの多いことに、「参加してよかった」と感じました。

子ども、若者たちの健全な成長のために、誰もがそれぞれの立場や役職の中で懸命に取り組んでいます。ところが、相互の連携は希薄だといわれ、そもそも、スクールカウンセラーとは?スクールソーシャルワーカーとは?・・・を、理解しあっていない現実があります。こんなことでは、支援ネットワークなどできるはずがありません。

今回の研修講座で、地域の子どもたちを多面的に、しかも、継続的に見守る支援ネットワークの必要性を確認することができました。竹森先生のまとめの言葉の中に、「不登校の子どもたちが、普通に学校に通う子どもたちよりもたくましく育っている事例もあり、『不登校』の概念を覆すことも考えられるのではないか」とのお話に、画一化された義務教育のあり方に対して、選択のできる義務教育のあり方に、思考を巡らせるきっかけとなりました。

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